群馬県太田市の東武線太田駅前に、太田市美術館・図書館という、美術館と美術に関する図書を集めたユニークな施設が新しく出来たので、覗いて来ました。
東の入り口を入った1階には、春前に先行オープンしていたカフェとブラウジングコーナーがあります。
ブラウジングコーナーは、気になった雑誌を近くのソファに座って自由に読むことが出来るような空間になっています。普通の図書館よりソファが非常に多い印象です。
芸術美術や建築のほかにも、様々なジャンルの和洋雑誌が300冊程度あるそうです。スポーツ、ファッション、演劇、旅行、将棋、アニメ、コンピュータなどなど、趣味や創造系の雑誌が沢山置いてありました。
今回行ったのがGW中だったこともあり、かなり大勢の人がひしめいていたので、雑誌コーナー周辺の写真は先行オープンしていた平日の昼時にカフェ側から撮ったブラウジングコーナーの一部です。
こちらは音楽・演劇系コーナー。
建築デザイン系のコーナー。1階からくるりと上に登って来ると人が激減(笑)
建物全体が円形で、ぐるっと回りながら上に登って行く感じになっています。外側がガラス張りなので、館内はとても明るい印象です。これからの季節は、日焼けがヤバそうな気もします。2階から床が絨緞に変わります。
2階に来ると大きな絵本の棚が。
2階には絵本・児童書コーナーがあります。こちらは靴を脱いで上がります。
自由に座り込んだり、絵本を広げて読んだり出来るようです。
館内でもより一層明るいイメージのある空間でした。
2階の奧はアートブックコーナーになっていて、美術や写真等に関する様々な書籍や画集、写真集などがありました。9,000冊ほどあるそうです。
床にもですが椅子の上にも沢山クッションが置いてありました。
2階から3階へ向かう通路には、電源と電灯付きの席が並んでいました。
とても素敵な席なのですが、西日が直撃する場所なので、かなり暑かったです。利用するなら、午前中や雨の日、夕方以降や、冬などがお勧めかもしれません。
3階へ向かう階段の図。こちらは北向きなんですが、それでもかなり明るいです。階段にはクッションがごろごろ。
逆に、3階側から2階を見下ろしてみたの図。
3階には視聴覚ホール やレファレンスルーム、展示室などがありました。先に見えているのがレファレンスルームで、奧手前の展示室側から撮ってます。
視聴覚ホールは100人以上入れる規模だそうで、毎月第3土曜日には寄席が開かれるとか。
こんなスペースもありました。打ち合わせ用かちょこっと休憩用という感じで。
3階から一気に1階へ降りる螺旋階段です。2階の子供フロアが見えます。
途中の通路から外に出られるようにもなっていて、屋上にも行けました。
これから緑が育てば、屋上庭園になるようです。右側に見えているのが駅のホームです。
なお、美術館の展示会場部分に入るのは別途有料となりますが、ここまでの空間は、本の閲覧も含め、全て無料で利用できます。