ヤイトバナ 灸花

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 閉店した飲み屋さんの跡地にて。

 これはおそらく、ヤイトバナかと思います。
 とはいえ、実はこの草、通常、ヘクソカズラと呼ばれているようです。
 草を千切ってしまうと相当臭いらしく、そのせいで屁糞葛という名前になってしまったとか。漢字で書くと更に強烈ですが、花だけ見ている分には、ヤイトバナという方の名前で呼んであげたいなぁと思ったりしています。

 確か元は塚田農場という飲み屋さんでした。閉店後はずっと放置されたままなので、色々な草が伸び放題になっていて、歩道の方まで葛のつたに侵食されてしまい、結構凄いことになっています。
 異常に繁殖して絡まる葛の葉と言えば、やはり式子内親王の定家葛を思い出すので、少々その勢いぶりが不気味にも感じます。

 このヘクソカズラ、有川浩さんの『植物図鑑』という小説の冒頭に出てきた植物で、とても印象に残っています。真夏の暑い盛りから始まる物語だったので、夏になるとこの花を思い出すようになりました。

 余談ですが、この『植物図鑑』には沢山の摘草料理が出て来ます。レシピもいくつか載っています。どれもとても美味しい料理ばかりなので、お料理好きの方にオススメしたい小説です。

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