去年の暮れ、アップし忘れてた記事です。
最後の女子忘年会はちょっちゴージャスに白金のエッグ(Æg)にて。
見落として通り過ぎちゃった入り口。
エッグは、デンマークの三ツ星ゼラニウムで修行された辻村直子シェフによるノルディック・ジャパニーズ・キュイジーヌなお店です。
メニューは無くお任せ一択。ワインは食事に合わせてお任せでお願いしました。
最初は泡スタートで、アルフレッド・グラシアンのブリュット。樽香のするシャンパンでした。
Champagne Alfred Gratien brut
前菜的な物。左はモルト入りライ麦プレッツェル、パルミジャーノかけ。
右は自然をたべるというテーマで、富士宮のお野菜を中心に、にんじん、ほうれん草、黒大根など。アンチョビソースに黒オリーブの乾燥パウダー。
最終発酵中のライ麦パン。これから焼かれます。よく見たら鍋はOIGENのキャセロールラウンドでした。南部鉄器でパンを焼くんですね。
一皿目はエッグらしい器から。
中身がこちら。カリフラワーのムースに仔牛テールのコンソメジュレ、赤鶏温泉卵の黄味、白トリュフ、マイクロベジのマーシュ添え。
ギリシャの白。スクラヴォス ロボラ・ド・ケファロニア ヴィーノ・ディ・サッソ。ドメーヌ・スクラヴォス。ロボラという品種らしい。
Sclavus Robola de Céphalonie Vino di Sasso Dom. Sklavos Robola
あっという間にパン焼けました。キャラウェイの香りが爽やかなで面白く、はちみつ入りの自家製発酵バターも美味。
姫サザエと北海道産甘海老のタピオカせんべい。パリパリ。ギリシャの白にサザエの肝があうあう。
香箱蟹のビスク、じゃがいものピューレ、バーニングラブ。
蟹が駄目な私はかぼちゃスープ。猪ベーコンとカレースパイス。
イタリアの白。スッドゥチロル・ゲヴュルツトラミネール 2014。クエンホフ・ピーター=ブリガー。ゲヴュルツトラミネール。
Sudtirol Eisacktaler Gewurztraminer 2014 Kuenhof Peter-Pliger Gewurztraminer
パリパリパートフィロの中身は蒸し若鶏マスタードソース、カシューナッツ、エストラゴンも。
ブルー入りデンマーク三年熟成チーズソースに香茸の日干し乾燥パウダー。
巣籠もり卵とコロネのジュレ。甘くないコロネにデンマーク風ポークのレバーパテ、グリーンペッパーの塩漬け。
巣はカダイフ。卵は白チョコ、中身はフォアグラとフランボワーズ。バラの花。
ブルゴーニュ、シャルドネの白。クリストフ・コルディエのプイィ・フュッセ テロワール・ラール 2015
Christophe Cordier Pouilly Fuissé Terroirs Rares 2015 Chardonnay
蒸しのどぐろ。皮は焼き。発酵ミルクのスープ、キャビア。
メインは真鴨。久しぶりのニコラポテル、ボーヌ プルミエ・クリュ レ・ペリエール 2008
Nicolas Potel Beaune 1er Cru Les Perrières 2008
北海道の真鴨、実山椒ピクルス、香茸マデラ酒のフォン。菜の花、むかご、ペコロス、ごぼうフリット。
スペシャリテの琵琶マスのバラ寿司。
赤酢のしゃり、ニシンの酢漬けはワインビネガーとスパイスでマリネ。山葵ムース、エディブルフラワーなど。
いくら、のどぐろ、ゆりねのピュレ。
お椀は、ネギと天然キノコ(ハナイグチ?)のお澄まし。発酵ホエーのスープ。
吉田牧場の牛乳ミルクアイスとレモンバーベナなどのハーブティ。
焼き菓子いろいろ。食べきれず持ち帰り。
キャラウェイのライ麦パンも美味しかったので、持ち帰りました😊。
季節を変えてまた行きたいです。
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