今春、リニューアルオープンした東京大学の中央食堂でランチしてきました。
以前、食堂の貴重な絵を廃棄してしまった件で少々騒ぎになっていた、あの東大の学食です。
私のような一般人も入れますが、お昼時は当然のことながら学生さんと教職員さんが優先になりますので、はやめの11時頃に伺いました。
中央食堂は安田講堂の地下にあります。ということで、安田講堂どーん。
安田講堂の前広場手前(=写真の手前)にある、超レトロな階段を降りると、食堂へ続く渡り廊下があります。
渡り廊下の先には落ち着いたカフェがあり、そこから更に降りると広々とした食堂が広がっています。カフェにはチラホラと人がいたので、写真は撮りませんでした。
渡り廊下を渡りきってから、入り口付近を振り返ってみるの図。ちょっと不思議な空間になっていて、素敵でした。
この日は雨で、外は薄暗かったんですが、中はとても明るかったです。地下とは思えない明るさですが、間接照明を上手く使っていて、柔らかな燈でした。
渡り廊下から下を見ると、広々とした食堂がよく見えました。まだ早めということで人影はまばらでした。
食堂へ降りる階段側から振り返ってカフェを見るの図
食堂に降りたらまずメニューがお出迎えしてくれます。今時らしく大型の電子パネルでした。メニューは週単位で変わるようです。
もひとつ
メニューの先には配膳コーナーが。
食べたいメインメニューを言うと、その場で出してくれます。定食もありましたが、メインのみというのも多かったです。
というのも、小鉢コーナーがあって、好きな物を自分で取るスタイルですね。
量り売りコーナーもありました。自分でよそってグラム幾らで量を調整したい人向けですね。
ベジタリアン向けメニューとか、ハラールメニューとか、こちらも色々ありました。
最後に会計コーナーがあるので、そこでお会計して終了になります。交通iCカードも使えたので、スマホのSuicaで買えました。
写真では見えていない逆側にオムレツ屋さんや点心屋さんなどの独立した店舗がまだいくつかありました。色々な国から来ている人向けのニーズに応える品揃えらしいです。
私のお昼はこんな感じで。
メインはガリたま唐揚げ丼の中サイズで、豆腐とワカメのお味噌汁に夏の惣菜トリオ、あとデザートにグレープフルーツゼリーを選びました。
レシートがこちら。
学食にしてはお値段高めですが、メンバーカードの有無を聞かれたので、学生さんや教職員にはここから割引が入るんだろうと思います。
下欄を見たら、カロリーと塩分量まで出ていました。流石です。エネルギー4桁とか、普段ならあり得ません。こんなにカロリーや塩分をとっている意識が無かったので、やっぱり外食って怖いなーと改めて思いました。
一緒に行った友人達は名物の赤門拉麵を食べていました。これでハーフサイズらしいです。味見させてもらいましたが、かなりピリ辛でスパイシーな味でした。汗が出る系です。
廃棄されてしまった絵は大変残念なことでしたが、東大と東大生協のお詫び文と、そうなるに至ってしまった経緯の説明などを読む限りでは、真摯に誤りを認め、経過を隠さず出すという、潔い内容だったように思えました。
特に最近、見苦しく責任逃れをするパターンを立て続けに見せられる機会が多いせいか、なおのこと、そう思えたのかもしれませんが😅