館林美術館で開催されていた「デンマーク・デザイン」展を観てきました。
今日は一日中、雨が降ったりやんだりで、いきなり土砂降りになったり、かといっていきなり晴れ間が出たりと、台風12号の影響か、かなり忙しいお天気でした。
さすが館林、晴れた途端に湿気で窓が曇ります。
シンプルでスタイリッシュで実用的な北欧デザインが大好きなので、今回の展示を楽しみにしていました。
見る前は北欧全般の展示なのかと早とちりしていました。が、北欧デザインの中でも、デンマークのデザインは有名どころが多いですね。
ロイヤルコペンハーゲンなどの陶磁器や、ボダムなどのキッチンウェア、ダンスクのようにデンマーク風という名前にしてしまうメーカーなどもあったりしつつ。あとLEGOもデンマークなんですね~。
作品の殆どは撮影禁止でしたが、有名な椅子に自由に座っても良いというコーナーがあって、そこだけ撮影もOKだったので、しっかり撮って来ました。
ハンス・ヴィーイナ(ウェグナー)の椅子達でした。ヒャッホー!
パパベアチェア。まずはこれに座らないと!
組み合わせの妙という言葉が浮かぶ、サークルチェア。ここに、小さな双子の姉妹が並んで座ってたのが超可愛かったです。
外を見たら、いつの間にやら土砂降りになっていて、びっくりしました。
ザ・チェアとも呼ばれる余りにも有名なラウンドチェア。この椅子に座っている故ロバート・ケネディ大統領の写真も飾られていました。
ミニマルチェア。
今の季節に座りたいアームチェア。73歳でデザインしたとか。
座ってみて実感したのは、圧倒的に座りやすい!という気持ち良さでした。座る人の体格にもよるかもしれませんが、背もたれの角度や肘掛の心地良さたるやもうもう!
正規品は余りにもお高いので買えませんが、見た目だけでなく実用的にも最高だなーとしみじみ。いつかは買いたいと憧れる人の気持ちがよく分かります。
その他にも、様々なデザインの作品がありました。図録が売って無かったので、写真が撮れなくて残念です。デンマーク作品の本は売ってましたけど、図録プリーズ。
現代編の場所に、以前 SCOPE で買った、ノーマン・コペンハーゲンのゴム製洗い桶( designed by オーレ・イェンセン)が展示されていて、ちょっとテンションが上がりました(笑)。
見終わった頃には晴れ間が。
最後に。美術館前にある水面の斑紋が天井に反射して、ゆらゆらした光を放っていました。ちょっと不思議な光景でした。