久しぶりに、実家のお墓参りに行って来ました。
いま、住んでいるところから行くと、一都五県に跨る大移動になります。と、考えると結構な旅になるので、前夜は姉宅に泊まってからお参りに行きました。
現在、我が家は引越し準備でバタバタしているので、今回は1人弾丸ツアーを強行しました。
実家のお寺は、浄土真宗の東本願寺派です。
元々は大谷派だったそうですが、昭和当時、近くに大谷派のお寺が無かったため、東本願寺派のお寺にご厄介になったと聞いています。
子供の頃から、お寺さんが家に来るのも普通でしたし、毎日のお勤めや、年末、除夜の鐘とともにお寺へ行き、お勤めをして、法話を聞いて新年のカレンダーを貰って帰ってくるのが当たり前でした。
お寺で餅つきをしたり、大広間で百人一首をしたり、うちで生まれた子犬をお寺さんにあげたこともありました。
お寺は既に息子さんが継いでいますが、ご夫婦ともお元気そうで、何よりでした。
お寺は、私が通っていた学校の側にあります。
姉の家や親戚の家も近所なので、母の妹が嫁いだ家のお墓も、父の妹が嫁いだ家のお墓もこちらにあります。行けない時でも目配りして貰えるので、助かっています。
話はガラリと変わりますが。。。
今回は相模原にある西門という商店街の前からバスで行ったので、久しぶりに岡本太郎の作品「呼ぶ赤い手、青い手」が見えました。
出来た当時は一千万円もの大金ー市民の税金を「こんなものに」使って!と大騒ぎになりました。子供だった私が覚えているくらいなので、相当話題になったんだろうと思います。
トレードマークの強烈な色彩も大不評でしたが、経年変化か、若干薄くなったような気がします。
写真の通り、商店街の横手にある車道からよく見え、歩道沿いにあるので、いつでも誰でも、見たり触ったり出来るオブジェです。
今になって改めて考えてみると、なかなか貴重な作品かなぁと思います。