恩田陸さんの『祝祭と予感』をば。
本書は『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ的な短編集です。
特に『袈裟と鞦韃』が心に沁みました。本物のホップ畑が見てみたくなりました。
裏話的なものから、過去のエピソードやコンサート直後のお話まで『蜜蜂と遠雷』が好きだった人にはたまらない内容かと思います😊。
私は観ていませんが、映画化された『蜜蜂と遠雷』も好評だったようですね。映画の予告編を見る限りでは、大筋原作通りに進んで行きそうに思えました。
原作は数年前に直木賞と本屋大賞を受賞しました。音楽をやったことのある人や、音楽が好きな人なら、きっと気に入るんではないかと、そう思います。