村上さんの新作『猫を棄てる 父親について語るとき』を読みました。最近は惰性になりつつあるものの、一応村上作品については、新刊が出たら内容の如何に関わらず無条件で買っています。
我ながら、赤だらけだの写真でしたね😅
村上作品に関しては基本、紙で買う派でしたが、このご時世なのでkindle版を買いました。
とりあえず、冒頭だけさくっと読んでみようかなーと読み始めたら、あっという間に終わってしまいました。次はどうなるのかな?と思ってページを繰ったら、もうあとがきで、別の意味で衝撃でした😨。紙の本なら薄さや装丁で最初から分かると思いますが、kindleはその辺が分からないのが難点ですね。単行本で104ページでした。ありゃ😅
去年雑誌に掲載された作品の修正版だったようです。kindle版の値段は1200円(単行本は1320円)だったこともあって、まさか100ページしかないとは夢にも思っていませんでした。紙版はカラーで表紙も箔押しだそうで、装丁が豪華となれば、過去の村上作品から見ても、この値段は妥当なんだろうと思います。でもやっぱり、kindleの値段はもう少し下げても良かったんではなかろうかと、個人的には思います。箔押しとか上質紙とか、kindle関係ないし。コロナが無ければ紙の本を買ってたはずなんですけどねぇ😭。
何だかせこいことを言ってるような感じもしますが、気分がのってきた所で、いきなり閉店ガラガラ!をされた衝撃は、かなり大きなものでした。自分的には比較的ゆっくり読んでいたつもりでしたが、あまりにもあっという間に終わってしまったなーというのが、今回の正直な感想です。
とはいえ、肝心の内容はとても興味深いものでした。色々と、過去作品のことを反芻したくなる場面が多かったので、ねじまき島や騎士団長殺しを、もう一度読み返したくなりました。
どうしてそういう気分になるのかが上手く説明されているダヴィンチの記事をここに貼っておこうと思います。
電子書籍の利用者は多い様で電車内でも読まれている方を良く見かけます。KYOさんがあっと言う間によみ終えられた感は、それだけ内容が濃くて楽しめたと言うことなんでしょうね(^_^)
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wakasahs15thさん、コメントありがとうございます😊
最近、プロが書く文章を読むということから遠ざかっていたので、するっと読めて嬉しいというのはあったかと思いますが、やっぱり足りませんね~。
えーこれだけ?😭という気分が抜けません。。。
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