よくお邪魔させて頂くブログ 「1-go-1-cheer」の洋子さんから紹介して頂いた文字の無い絵本「アンジュール」。鉛筆デッサンで描かれた絵本です。
いきなりびっくりな状況から始まって、どうなることかとハラハラしながら読み進み、最後はなんとなく心が温かくなって終了、という感じでした。
シンプルなのですが、とても勢いのある筆致で、車の警笛の音や夕暮れ、遠くに霞んだ街などが眼前に浮かび上がって来ました。
描かれていない部分や余白から感じる余韻にパワーがあるので、1ページ1ページ、ゆっくり眺めながら進むような感じでした。とても良い本を紹介して頂きました😊
ついこの前、村上春樹さんの某新作を読んだばかりだったこともあり、いまが読み時だったのかもなぁとも思いました、
もう一冊は、お気に入りの作家、ショーン・タン(Shaun Tan)さんの「アライバル」をば。表紙がズタボロに見えるかもしれませんが、ダメージな雰囲気は装丁さんがダメージ風加工を頑張った成果です。
文字の無い絵本繋がりということで、大好きな作品です。買った当時($19.99)、まだ日本版は出ていませんでした。が、今は日本語の解説付き版が買えます😅
この本を知ったきっかけは、もともと十年ほど前、アカデミー賞であの Pixar を抑えて短編アニメ賞を取ったという『The Lost Ting』のニュースを見たことからでした。
なお、この原作の『ロスト・シング』も出版されています。また『The Lost Ting』のサイトがとても素敵です。ショーン・タン(Shaun Tan)さんというかアライバルに繋がる世界観がよく分かるかと思うので、良かったら是非😊。残念ながらFlashのサイトなので、見られるのもあとわずかかと思います。(Flash Playerは2020年末をもってアップデート・配布ともに終了します)
昨年、ショーン・タンさんの「セミ(CICADA)」を買った際の記事も良かったら是非😊
「アンジュール」届いたんですね(^^)
潔いまでにシンプルですがパワー
ありますよね。
改めまして「アライバル」という
ものすごい作品をご紹介いただき
ありがとうございました!
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洋子さん、コメントありがとうございます😊
アンジュールのパワー。上手く説明出来ないのですが、鉛筆の勢いだけではない何かを感じますね。
アライバル、気に入って頂けたようで、良かったです。
大好きな作家さんなので、今後も追っかけて行こうと思っています。
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