なんだか真っ赤っかですが😅、リチャード・プレストンのホットゾーンを読了しました。
1994年に早川書房から上下巻で刊行された作品です。昨年アメリカでドラマ化されたこともあり、新型コロナ禍中のいま満を辞して?日本語版が文庫落ちしたので、発売日の昨夜、早速ゲトして一気読みしました。
本書はエボラウイルスの発見から制圧まで命をかけて奔走した人々のノンフィクションです。1989年、ワシントン近郊で実際に起こったエボラウイルスの襲来に関して、ウイルスの発生から制圧までの過程を追っています。
昨年、ナショジオで放映されたというドラマは残念ながら観ていませんが、本書公開の翌年、ダスティン・ホフマン主演で公開された映画『アウトブレイク』は本作がモチーフであり、そちらはしっかり映画館で観ました。
映画の公開から四半世紀は経とうかという今でも、殺人ウイルスの恐怖と空気感染の恐ろしさについては、常にあの『アウトブレイク』を思い出すくらいインパクトのある映画でした。
空気感染と言えば、今時の方はマスコミ等で公開されていた映像ーくしゃみをした時のエアロゾルイメージが浮かぶのかもしれませんが、『アウトブレイク』世代の私は映画館の中で咳をした患者の口からウイルスが飛散して一気に空気感染した、あの映画の映像が、いの一番に浮かびます。映画館の席でゾッとしたことを今でもよく覚えています。
私にとって怖いウイルスとその対策のイメージは、古くは『E.T.』まで遡ります。当時はかなりびっくりした記憶があります。その後、映画のバイオハザードで防護服の一団が出て来た時には、もう慣れていましたが。
映像の中の防護服姿というものは、40年前と今とで外観的にあまり変わりはないように思えます。長い年月を経たことで、少しでも快適に着られるようになっていると良いのですが、つい先日の医療従事者へのレインコート云々報道を聞く限りでは、あまり進化して無いというか、むしろ退化しているような気もしなくもありません。あれが今のリアルかと思うと。。。正直怖いです。
新型コロナのせいで色々大変な状況ではありますが、それでもSARSやMARSレベルでなかったことは、不幸中の幸いだったと思います。とはいえ、有効なワクチンがまだ作られて無い段階では、明るい未来の予測はまだ出来ません。
実際に災害や病気を体験していない人は特に、数年も経つとすぐ忘れてしまいがちだろうと思います。致死率9割と言われた当時のエボラウイルス騒ぎを知らない若い方々が将来に備えるという意味でも、『アウトブレイク』は観ておく価値のある映画だと思います。もちろん本書も。
ちなみに、ナショジオのドラマは昨年放映ということで「2014年の西アフリカエボラ出血熱流行」を踏まえた内容になっているそうです。今年のお正月に日本でも放送していたようで、またやってくれたら見たいと思います。
あ、ハラダのラスク?
トリプルベリーなんてあるんだ~(^^♪(←そっち??(^-^;)
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tabisurueiyoushiさん、コメントありがとうございます😊
トリプルベリーは春限定です。ブルーベリー入りでワイン色のフランスパンのラスクで、ベリーチョコがコーティングされています。ベリーの酸味がとっても美味しくてお気に入りです。
今年はちょうどコロナと時期が被ってしまいましたね。5月末までの販売です。
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5月末までですか!。ありがとうございます(^_-)-☆
私はチョココーティングのタイプが好きです。ホワイトチョコとか(^.^)
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