ついでと言っては何ですが、近くまで行ったので、早太郎伝説のお寺、光前寺さんへ。

入り口から続く両脇の石積みが苔に覆われています。

この石の間にも苔が生えています。その見え隠れする苔の中に、あたかも仄かな光を発しているように見える「光苔」と言われる苔がまれに生えているそうです。
なかなか見つからないので、石の奥をじーっと覗きながらせっせと探していると、ボランティアの叔父様がライトを使ってよく見える場所をいくつか教えてくださいました。一度分かるとライト無しでも見分けが付きます。
特によく見えたのがこちら。中央から右にかけて黄金色に見えているのが光苔です。写真に加工はしていません。緑より明るく光って見えているのがお分かり頂けるかと思います。

光苔は光の加減によって輝いて見えるので、角度が少しでも変わると普通の苔に見えます。とても不思議です。
自生する光苔は絶滅危惧種だそうで、年々減ってきているそうです。冬には枯れて、翌年同じ場所に出来るとは限らないんだそうです。
岩の間とかだけでなく、建物の軒下にもありました。こちらも受付の方が教えてくださいました。角度が違うと手前の苔と同じに見えます。通りがかっても普通の苔にしか見えなかったので、言われ無ければ気付かなかったと思います。この角度でだけ光って見えました。

光苔も素敵でしたが、普通の苔も見事なものでした


三門から本堂を望む

本堂前でお線香を

本堂内部は撮影禁止でした。唯一撮影が可能だったのが凛々しい早太郎の木造でした。

お参り後に売店を見ると、アニメ「ゆるキャン△」でリンちゃんが買っていた白い犬おみくじがありました。アニメと実物とは若干違いましたが、撮影禁止で残念無念。
霊犬早太郎伝説についての詳しい話は光前寺のサイトをご覧ください。伝説とはいえ、どこかにフィクションも含まれているんではないかと思います。どこまで史実なのかはよく分かりませんが、人間のために戦って亡くなったと言われている健気な犬のお話です。
外の早太郎石像から本堂を望む。左隣にあるはずの三重塔は工事中で覆いがかかっており、姿は見られずでした。

お庭もかなり広く、しだれ桜の名所だそうです。
咲き始めたばかりの紫陽花が沢山あったので、もう少ししたら紫陽花も見事だろうと思います。光苔は春から秋まで、冬期間は枯れてしまうそうです。
早太郎伝説、初めて知りました。
りりしい木像や石像があるのも納得です(^^)/
それにしても、苔、綺麗ですね(^_-)-☆
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tabisurueiyoushiさん、コメントありがとうございます😊
光苔、実際に見る角度で変わるので、どんなカラクリで光るのかが、とても不思議でした。
早太郎、大昔も今も、犬の忠犬ぶりと可愛さは変わりませんね〜。
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お出かけしたくなりますね(笑)
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abendさん、コメントありがとうございます😊
旅から帰ってくると、またすぐ行きたくなるのが、困りものですね😅
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苔をこよなく愛し、色んな苔を愛でる人の気持ちが分かるような、素晴らしい苔ですね!!
光苔、、、見つけてみたいです♪ 毎年同じところに生えるわけではないとは自然の法則の神秘ですね。
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CoccoCanさん、コメントありがとうございます😊
光苔、本当に綺麗でした。少し角度が違うだけでも見えなくなってしまうのが不思議で不思議で。儚いものほど気になりますね。
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確かに「儚いものほど」ですね。ホタルもそうです。一晩中見ていても飽きません笑
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早太郎伝説の事、初めて知りました(^^)/
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wakasahs15thさん、コメントありがとうございます😊
旅先では神社仏閣系にも結構寄ることが多いのですが、なかなかアップしないままなことが多いです。
こちらは光苔と早太郎のことがあったので、何となくアップしなきゃ!と思いました。
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苔のグリーンカーペットが見事ですね!
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洋子さん、コメントありがとうございます😊
カーペット、そんな感じでしたねー。なんというか、緑が鮮やかで、フカフカそうでした。
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