一汁一菜でよいという提案 土井善晴 グラフィック社

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本日は土井善晴さんのお誕生日だそうで、手元にあったこちらの本をば。

リンクは新潮文庫版へ飛びます

TVではいつもひょうひょうとしている土井さんが真面目モードで書いたと思われる、かなり本気のこもった一冊です。

一汁一菜というスタイルを通して、家庭料理としての和食をしっかり残して行こう。これを手抜きと云うなかれ、とまあ、そんな本なのですが、要するに、忙しく働いている現代の人達に、一汁三菜とか副菜とか小鉢とか、そんなに頑張らなくて良いんだよーということを訴える為の本だろうと思います。

それ以上の内容については、過去沢山解説記事が出ているので、興味が出た方はそちらか本書を是非。

個人的には、昭和30年代生まれの土井さんの語る、昭和半ばの日本の食風景には、とても強い懐かしさを覚えました。もうそれはそれはしみじみと。

買い物籠を抱えて八百屋さんや魚屋さんに行く母について行ったことや、近所にお豆腐売りのお兄さんが来るとボールを持って豆腐を買いに家を出たことなど、当時のことをまざまざと思い出したりもして。

それと共に、家にあった土井勝さん(土井義晴さんのお父さん)の「和風のおかず500選」を実家を出る時、自分用に新しく買ったことを思い出しました。

家庭料理と言えばこの本、というイメージ

先ほど、Amazonで探してみたら、中古本が見つかって、お値段はなんと19800円!(◎_◎;)
25000円の店までありました。ひぇー!

カラー写真も多く、材料別索引と材料の下拵え方法に食材の切り方まで写真付きで載っています。また合わせ調味料の一覧もあり、今見てもとても濃い内容のレシピ本で、今後、こんなに濃い内容の本は2度と出ないだろうとも思いました。

オットの実家にもあり、妙に安心した記憶が(笑)

今現在、色々と便利な世の中ではありますが、あの頃に帰りたいなぁと、そんな気持ちになったりもする、そんな本でした。

11件のコメント 追加

  1. 土井勝さんの本高いですね~!(゚д゚)!
    うちの母親は料理本を買うのが趣味らしく(あくまで買うことであり、読むことはせず、積読です(笑)きっと、探せば実家にもあるかも?!

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    1. KYO より:

      tabisurueiyoushiさん、コメントありがとうございます😊
      お母様、私と全く同じです!(笑)
      パラパラ眺めて満足してしまう、その気持ちよーく分かります。
      オットからは何故買った本から新しいメニューが出てこないのか、とよく言われます(^◇^;)

      いいね: 1人

      1. 旦那さんが仰ってる言葉、うちの父親がよく言ってました(笑)

        いいね: 1人

  2. CoccoCan より:

    土井勝さんの本のお値段にびっくり。実家には何冊も間違いなくあります!!(処分しているかもしれません泣)
    和食なら土井勝さん、洋食なら城戸崎愛さんと二人の本を片っ端からめくって育ちました。
    お節料理は土井勝さんの本を母は毎年開いていました。

    お豆腐屋さんも、八百屋さんもトラックで近所まで来てくれていました。懐かしいです。

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    1. KYO より:

      CoccoCanさん、コメントありがとうございます😊
      うちの母も土井勝さんの黒豆レシピが最高だとよく言っていました。城戸崎さんの本もまだ何冊か手元にあると思います(^-^)
      スーパーはとても便利な販売方法ですが、小規模小売の専門店の良さが今では殆ど消えて無くなってしまったことは、かなり残念なことだったなぁと思います。

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  3. nikonikomaison より:

    私もこの善晴さんの本持ってますよ!また読み直してみようと思います。
    お父さんの土井勝さんの分厚い料理本がウチの実家にもあったけど、ちょっと仰々しい本でした。
    私はずいぶん長いこと、善晴さんのことを勝さんだと思って、なんだずいぶん若いじゃん?なんて思っていました。よく考えてみるとそんなわけないんですけどね〜。
    KYOさんの本は実用的な感じですね。きっと主婦はみんな持ってたくらいの本なのかな?ホントに、なんだか時代が変わっていくのが見えてきてしまって、私も子供の頃のことがなつかしいなぁと思う年ごろになってしまいました。

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    1. KYO より:

      そもそも500品というのが凄いですよね。材料別の索引もしっかりしていて、途中のコラムも為になるネタばかりでしたし、本当に良書だったと今でも思います。
      Amazonのコメント欄を見ると、親が持っていたから自分用に買ったという私の同類が沢山いました。母の味は土井さんの味だったんだと作って気付いた、なんて人もちらほら。
      今回のことで、土井勝さんの本の感想欄をざっと読んでみたのですが、nikonikomaisonさんのお宅にあったと思われる全書系の本の感想欄でもプロが本への感謝を語っていて、改めて凄い人だったんだなぁと思いました。

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  4. 洋子 より:

    25000円はたしかに驚きです!
    初心者への配慮満載の教科書みたいな
    本なのでしょうね~・・・

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    1. KYO より:

      洋子さん、コメントありがとうございます😊

      本書はエッセイに近いもので、レシピはざっくり解説する程度だったかと思います。
      すぐに作れる一人分の味噌汁の具材の計り方や即席味噌汁の作り方、合理的なお米の炊き方は載っていましたが、初心者向きかと言われると微妙かなーと思います。
      今までずっと無理してやってきて、ちょっと疲れている作り手の方向けと言った方がぴったり来そうな気がします。

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  5. wakasahs15th より:

    土井善晴さんはTVなどで良く拝見する方ですね。お父様も料理研究家だったんですね。
    古本が19800円とは、それだけの価値が認められているんでしょうね。
    <一汁一菜でよい>と言われると私の様な素人は肩の力が抜けて嬉しいです(*^_^*)

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    1. KYO より:

      wakasahs15thさん、コメントありがとうございます😊
      おそらくwakasahs15thさんの奥様なら土井勝さんのこともご存知ではないかと思います。お父さんもよくTVに出られていたと聞いていますので。
      気負わず肩の力を抜いて気楽に楽しみながら
      面倒とか手抜きの罪悪感から一歩離れて
      和食としての家庭料理を未来に残して行きましょう、ということのようでした(^-^)

      いいね: 1人

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