この前、ストウブで焼いたカンパーニュを作りましたが、今回はそのアレンジバージョンとして、強力粉を準強力粉に変えて焼きました。粉以外は前回とほぼ同じで、どちらも全粒粉入りで作っています。

ちなみに、粉を変えた理由は、単純に強力粉が手元に無かったからです(^◇^;)
粉が無いのに何故作ることになったのかと言えば、金曜の夜、オットがいきなり「お昼に焼きたてのパンが食べたい」と言い出したからでした。
使った準強力粉はリスドォルというフランスパン向けに売っている粉です。近いうちにバゲットを作るつもりで買っておいたものでした。
その時既に時間は22時を回っており、翌朝の用意のこともあったので、同じレシピの方が無難だろうと、カンパーニュを作ることにしました。
メインの粉を変えただけで色々な差が出て、面白い結果となりました。
総じてこちらの方が生地がダレず、作り易かったです。クープ(切れ目)も苦労せず入れられました。

オーブンについては、元レシピ通り250度で焼き始め、途中、蓋を外すタイミング(25分)を忘れ、35分くらい蓋したままでした。慌てていたので、一緒に温度を落とさないと行けなかったことも失念しており、ラスト10分で210度に落としました。ダメダメです。
タイマーをかけ忘れたまま昼食の支度をしていて、蓋のことを丸っと忘れていたのがそもそもの敗因ですが、平行して別のことをやっていると大抵何かやらかしますね。慌てるとロクなことがないという典型です(^◇^;)
表面が少し焦げてしまいましたが、ギリギリで気付けて本当にラッキーでした。

焼き立てをすぐ食べたいと、しきりにせっつく人が横にいたので、仕方なく熱々のままカットしました。本当は粗熱が取れて内部の蒸気がある程度抜けるまで、生地がかなりくっつくので切らない方が無難なのですががが。

今回の材料はこちら。作り方は前回とほぼ同じです。
■ 全粒粉入りカンパーニュ(準強力粉)
材料一覧(ストウブ20cm向け)
- 準強力粉(リスドォル) … 250g
- 全粒粉(石臼挽春よ恋) … 50g
- 塩(ゲランド) … 4g
- 砂糖(素焚糖) … 7g
- ドライイースト(赤サフ) … 1g
- 水(ぬるま湯) … 250cc
加水率は83.3%で、塩分は1.3%です。個人的にはもう少し塩分が少なくても良いかもなーとも。
今回は強力粉と準強力粉の違いというよりも、国産と外国産の差が顕著に出たような気がしています。
リスドォルは日清製粉がフランスパン向けに開発した外国産(米加豪)小麦の準強力粉です。モルト粉(イーストの栄養源と香ばしさ)も入っており、フライパンだけでなく、ハード系のパンを作るのに向いている、と言われています。
今回のカンパーニュは、よりフランスパンっぽい食感と噛みごたえのあるパンになりました。
次回もまた違う粉を使って同じレシピで作ってみようかなーと思っています(^-^)
Looks great 😋
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Thanks a lot 😊
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You are most welcome ❤️
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クープがよく開いているし、ぷっくりこんがりさんですごくいい感じ。全体をいい色にしようと思うと、どうしても生地の薄くなる端っこは焦げてしまうんですよ。このくらいは全然ふつうだと思います。
KYOさんでも慌てるのですね😊私もこういうことをよくやって、ひとりで焦ってロクなことになりません。そして、昔はこんなことなかったのに?とちょっと落ち込みます。
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nikonikomaisonさん、コメントありがとうございます😊
カンパーニュは特にクープが開いてなんぼなので、無事に開いて良かったです(^-^)
リスドォルは米加豪の小麦粉を使って、フランスパンの粉を再現したという触れ込みの日清製粉の粉ですが、それを聞いた時、だったらフランスの小麦粉使えば良いじゃんと思ったのは私だけでは無いはずです(笑)
焦げの件、うちのオットが焦げ嫌いなので、そう言って貰えると安心します(^-^)
私はかなりそそっかしく早とちりな方で、しょっちゅう何かしらやらかしてます。
それが年々悪化してるのは、仰る通り、年のせいかなーと思うと、本当にトホホですねぇ(ノД`)
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断面も美味しそうです✧
焼きたてだとやはり香りが
違うのでしょうね~。
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洋子さん、コメントありがとうございます😊
焼きたてホカホカの匂いはまた格別ですね〜(^-^)
パンをオーブンに入れて焼き始めた頃、オットがキッチンに来たのですが、凄く良い匂い!と言ってました。
その時私はまだ匂いなんてしないと思っていたので、慣れてしまっていたようです。
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ご主人はKYOさんの腕を良くご存じの様で焼きたてのパンをリクエストされたのでしょうね👏
私も焼きたてのパンを無性に食べたくなりましたが、残念ながら我が家では作れる人間がおりません(^^)/
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wakasahs15thさん、コメントありがとうございます😊
そういえば、オットは試作品の試食係でもあるので、過去に作ったパンは全部食べていますね。
でも途中の工程は全く知らないので、簡単に出来ると思っているフシがあります。
これは結構由々しき問題なので、パン焼き器じゃないから、そんな簡単にパンは出来ないものなんだ!と、今回初めて説明しました(^-^)
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そういう事だったんですね(@_@)
KYOさんの立場としては当然ですよね(*^_^*)
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カリッという音が聞こえてきそうな焼き上がりですね。
私は技量がないくせにせっかちなので絶対並行して何かをやりたくなり、よくやらかします。数日前にオーブントースターでピザを焼いた時はコンセントを入れずにしばらくカラ焼してました。
そんなことも知らないのか/自分で調べろという感じですが、ストウブで焼くパンのレシピをそのまま使ってオーブン(トースター)で焼いても大丈夫なのでしょうか?もちろん何らかの差は出るでしょうが….
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mic.mimicさん、コメントありがとうございます😊
オーブントースターって、カチカチ音がしてれば大丈夫と思いがちですよね。分かりますw
以前、オーブンが壊れた時にオーブントースターで焼こうかと考えたことはあります。すぐ引越し騒ぎになり、結局実行しませんでしたが、mic.mimicさんのように、ピザやクッキーならオーブントースターでも焼いていました。
カンパーニュは元々ストウブが無くても焼けるパンなので、火力さえあれば行けると思います。
うちのオーブントースターは10年選手ですが、タイガーのよくある温度設定が出来るタイプで、今でも普通に売ってます。
ワット数の大中小しか選べないタイプもあり、それだと何とも言えませんが、温度管理が出来るタイプならある程度行けるのではないかと思います。
もしワット数選択タイプをお持ちの場合、中に温度計を入れて大中小時の温度を測ってみることをおススメします。大で温度が200度以上出るようなら、焼ける可能性が高いです。
同じことはガスコンロのグリルにも言えて、フォカッチャみたいな薄いパンならグリルでも焼けますが、これはグリルの温度が300度近く行く為でもあります。
うちにある陶器のミニココットでパンを焼いてみたところ、陶器でも焼けたので、これをオーブントースターに入れても(トースターに入るサイズなので)焼けそうだなーとも思いました(^-^)
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またもや丁寧な解説をどうもありがとうございます。
そうなんですよ、コンセント入ってないのにカチカチ言わないでほしいです(笑)
色々パンを焼くために買ったトースターで、安物ですが温度調節のできるものにしました。最高が240℃です。(家電付きの部屋を借りていてレンジにオーブン機能がないため)。ワットタイプでも温度計を入れればわかるんですね。知りませんでした。ココットでパンもいいアイディアですね。
色々やってみたからこそお持ちの知識を惜しげもなくシェアしてくださってありがとうございます。
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