前橋 職人醤油

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車を修理しに前橋のディーラーへ行って来ました。これからしばらくは代車生活になります。なるべくうちと同型タイプで、とお願いしたところ、ディーゼル車がやって来ました。環境的には微妙かもですが、お財布には優しいのかなーと思います。

せっかく前橋まで行ったので、久しぶりに職人醤油さんに寄りました。

マンション?ビルの一階にあります
入り口。開閉は手動です
入ってすぐの左壁面から醤油がびっしり
入ってすぐの正面はこちら
とにかくびっしり日本各地のお醤油が並んでいます

職人醤油さんは日本各地の100以上の蔵元と直接交渉し、全ての醤油を100mlで販売するという、とてもユニークなお醤油屋さんです。

仲間的なお味噌やみりん、出汁醤油なども少しだけ置いており、それらは小瓶タイプか小分けカップで販売しています。

ガチみそコーナー
みりんや出汁醤油も
飴貰って来ようと思ってたのに忘れた。。。

小麦を使わない丸大豆だけのグルテンフリーなお醤油もいくつかあり、大豆ではなくそら豆を使った変わり種系もありました。

以前はテイスティングをさせて貰えたのですが、コロナ禍以降、中止になっているそうです。

醤油の選び方は様々あって、醤油の濃さや産地、仕込み方などはごく一般的ですが、こちらでは「大好物醤油」という提案をしています。

大好物醤油のラインナップ

要するに、卵にあう醤油、みたいな選び方ですね。餃子に合うとか、お刺身、冷奴、白ごはん、うどん、とんかつ、目玉焼き、肉じゃが、などなど、カレーやステーキ、アボカド、チーズなんておススメもありました。これらは、おススメ商品の絵で選ぶことが出来、ラベルを剥がすと本来の商品名が出てきます。

私の今回のお目当ては、醤3という名の三口醤油皿です。

醤3プロジェクトという企画がありまして、昨年、クラウドファンディングで販売したものです。

醤3 1200円

醤3(ショウスリー)プロジェクトとは「三口醤油皿を世界のスタンダードにする」という目標のため、食材や料理によって醤油を使い分ける習慣を根付かせようという活動です。

この活動には、日本全国の様々な醤油メーカーが賛同していて、それには、キッコーマンやヤマサ醤油、ヒガシマル醤油や正田醤油、チョーコー醤油など、有名醤油メーカーも含まれます。

この活動によって、日本酒やワインのように、日本各地の醤油を楽しむ文化が根付き、飲食店や小売店で様々な醤油が取り扱われるようになって、醤油メーカーがより個性的な醤油の開発をできるようになる、ということを目指しているそうです。

飲食店や家庭で使われる醤油皿を三口にする。そうすれば、自然と醤油の使い分けを楽しむことができる。料理をもっとおいしく味わうことができる。三口醤油皿を世界のスタンダードにするプロジェクト、それが「醤3(ショウスリー)」です。

醤3プロジェクトより

醤3は店頭や通販で買えます。またプロジェクトに参加している蔵元でも買えるようです。シンプルな波佐見焼きで、お醤油以外の使い道も多々あり、とても使い勝手が良さそうだなーと思っています。

販売カウンター

基本的にどのお醤油を買っても3本で1450円、5本で2400円です。もちろん1本単位でも販売していて、おおよそ400円台から500円台です。昔は300円台もあった気もしますが、単品よりまとめて買う方がおそらくお得かと思います。

生揚げ醤油だけは3サイズあります。が、今回は買いませんでした。

今回の購入品

みそたまりはお気に入りで、行くと大抵買っています。透明醤油は以前どこかで見てから気になっていたもので、お試しで買いました。魚醤からはいしりを。

多少割高ではありますが、気になっていた商品や普段は遠方で買えないような商品が買えるのは素敵なことだと思います。

通販でも買えますが、蔵元で買えたりもするようです。あと、銀座の松屋に支店が出来たらしいので、都内の方はそちらで是非(^-^)

11件のコメント 追加

  1. wakasahs15th より:

    醤油の味比べ!未体験ですが面白そうです。
    小瓶タイプで売られているのも良いですね(*^_^*)

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    1. KYO より:

      wakasahs15thさん、コメントありがとうございます😊
      はい、味比べはやってみると、とても楽しいです。また、小瓶だときちんと使い切れるのも良いなぁと思います。
      はやくコロナ禍があけて、以前のように味見させて貰えると良いのですが。

      いいね: 1人

  2. 洋子 より:

    全国の醤油を同じ量で・・・
    面白いことをする店ですね~。
    コロナの影響で味見できないのは
    残念ですね。味見して選んでみみたいですもんね。

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    1. KYO より:

      洋子さん、コメントありがとうございます😊
      色々試すには良いサイズなので、アレコレ試したい私には嬉しいシステムなのでした(^-^)
      コロナ禍が明けて試飲出来る日がはやく来ると良いのですが、はてさて。

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  3. mic.mimic より:

    この間コメントで職人醤油を紹介して頂いて、近々(が何ヶ月か後になる人)調べてみようと思っていたので、すごく嬉しい投稿です。丁寧なレポありがとうございます。HPを見てバニラアイスに醤油というのが気になりました。透明醤油は色をつけたくない料理にいいですね。味はどうなんでしょうか。またレポお願いしたいです。何年か前に透明紅茶?みたいなのがペットボトルで売られているのを見ましたが、透明にする方法はそれと一緒なのでしょうかね。その方法を使えば何でも透明にできるのでしょうか。

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    1. KYO より:

      mic.mimicさん、コメントありがとうございます😊
      この前、ちょうど話をしたところだったので、そういえば、と寄って来ました。
      バニラに醤油、あいますよ〜。みたらしっぽい味になる、と言えば分かりやすいでしょうか。お醤油屋さんが出している醤油入りのソフトクリームも結構人気だったりします。
      透明醤油は透明紅茶に触発されて作ったそうです。透明紅茶をどうやって作ったのかは知りませんが、透明醤油はどうやら蒸留したお醤油ということのようです。詳しくは透明醤油のサイトをご覧ください(^-^)

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      1. mic.mimic より:

        そのうちが数ヶ月になる人なので、タイムリーなレポートとっても嬉しかったです。

        バニラに醤油でみたらしっぽい味、なるほど。やってみます!そういえば金沢のお醤油屋さんで醤油のソフトクリームを食べたことがありますが、バニラアイスに醤油をかけるという発想はなかったです。

        透明醤油は透明紅茶に触発されてだったんですね。基本食材はそれぞれ本来の色をしていてもらいたいですが、用途によっては透明のものもあるといいかもしれませんね。次は何の透明バージョンが出るのでしょう….

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  4. agehamodoki より:

    味噌醤油は日本古来の伝統発酵調味料だけに
    浅い知識の私にも奥の深さは感じます。
    また自然にゆだねなければならない苦労も感じます。

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    1. KYO より:

      agehamodokiさん、コメントありがとうございます😊
      まだ比較的お若いと思いますが、全国の味噌蔵を回って頼み込み、今のお店を開いたそうです。醤油の為の新しいプロジェクトを動かしているのも若い方々が中心で、日本の未来もまだまだ捨てたもんじゃないのかな、と思わせて貰っています(^-^)

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  5. CoccoCan より:

    とても興味深い紹介をありがとうございます☆
    味噌は常に3-5種類、塩はもっと常備しているのに、醤油はせいぜい2種類。
    理由は「液体」だからです。
    でも、自分で作った「煎り酒」はとても美味しかったし、好みは別として、
    九州・北陸・愛知など「ご当地醤油」も面白い。

    銀座松屋ですね!! 下北沢の発酵デパートもまだ行けていなくて、在宅ワークで引きこもりがちなので、そろそろ稼働しないと☆

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    1. KYO より:

      CoccoCanさん、コメントありがとうございます😊
      調味料が色々あると楽しいですね(^-^)
      お酢と味醂には我が家の定番があって、それを中心に買っていますが、醤油はまだ色々試すことの多い調味料です。
      父方が九州出身なので、実家では甘い醤油がたまに登場していました。関西には親戚がいないので薄口醤油にはあまり馴染みがなく、レシピに出てくるから使う、というだけだったりします。
      旅先や転勤先で出会うお醤油も地域によって様々で、新しい味に出会う度に楽しいなぁと思っています(^-^)

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