庄内 湯田川温泉 九兵衛旅館

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九兵衛旅館は山形県鶴岡市の湯田川温泉にあります。湯田川温泉は開湯1300年、山形三大名湯の一つだそうです。そんな温泉地にあるこちらは、江戸中期の開業で300年、11代続く老舗旅館とのこと。今回が初訪問でした。

お宿の建物は表通りから少し奥に引っ込んだ所にありました。

看板が地味目なのもあり
ちょっと分かり難かったお宿の入り口(左側)

遠目にどれだかよく分からず、オットがいなければ迷っていたかもしれません(^◇^;) 右手前の薄灰色の建物は街の共同浴場だそうです。

入り口を入ってまた入り口なのは
雪国ならではでしょうか

比較的最近改築されたのか、内外ともかなり綺麗な建物でした。

ロビー
ロビー横のテラス席と中庭

こちら、地元鶴岡出身の藤沢周平さんが懇意にされていたお宿だそうで、あちこちに藤沢周平さん直筆の作品が飾ってありました。

直筆の色紙

藤沢周平さんが作家になる以前、湯田川中学校の教員をされていたそうで、こちらのお宿の女将さんがその教え子だったとか。そんな御縁もあり、作家になって以降、よく宿泊されていたそうです。

ロビー横のギャラリーには直筆の色紙や原稿がたくさん展示されていました。特に生原稿は見ているだけでテンションが上がりますね。

ゆかりの写真や直筆原稿

後日、庄内神社の側にある鶴岡市立藤沢周平記念館 にも行きましたが、あちらは館内が全面的に撮影禁止でした。間近でゆっくり見つつ写真も撮れたこちらの資料はディープな藤沢周平さんファンにとってはある意味かなり貴重な場所ではないかと思います。

ご本人直筆の「藤沢周平文庫」も

さて、我が家の目的その1は温泉です。

館内にあるお風呂は、貸切風呂と、交代制の男女別大浴場の計3つでした。

まずは空いていればいつでも利用OKの貸切風呂から。

一番風呂ゲット!

そして、大浴場その1、山の湯

山の湯の内湯(ガラスの向こうが露天)
山の湯の露天風呂

大浴場その2は川の湯です。こちらには金魚の水槽がありました。

金魚が見られる川の湯

館内3ヶ所以外にも、宿泊者が無料で入れる温泉がまだありました。

お宿のすぐ横にある、共同浴場の田の湯もOKでした。

こちらは鍵式なので、
フロントに申請して開けて貰いました
掃除直後の湯はり中
この後一番風呂に入らせて頂きました

お宿の駐車場(徒歩1分)の目の前にある 九兵衛別館「珠玉や」 さん。こちらの貸し切り風呂3ヶ所も入浴可能でした。

珠玉やの入り口
珠玉やの貸し切り風呂

湯めぐり中、沢山のトンボを見かけました。宿への帰り滿、空き地を区切るロープにも沢山のトンボが止まっていました。

頑張って撮った何十枚のうち何とかまともに映った一枚がこちらです(^◇^;)

トンボを撮るって難しい。。。

ロープに止まっていたトンボ達は、割とじっとしていたように思います。朝方、一瞬だけ土砂降りになったので、もしかしたら羽を乾かしていたのかな?とも。でなければ撮れなかったかな、とも思います。

目的その2お食事編はまた後ほど。

10件のコメント 追加

  1. agehamodoki より:

    温泉を満喫されてますね。
    湯舟の脇に金魚の水槽があったり、
    古いだけの温泉ではありませんね。
    素敵だと思います。

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      agehamodokiさん、コメントありがとうございます😊
      温泉巡りが大好きなオットのおかげです。
      温泉はお肌にも良く気分転換も出来て一石二鳥三鳥ですね。
      主婦的には上げ膳据え膳生活で美味しいご飯が食べられるのもとっても嬉しいです(^-^)

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  2. 洋子 より:

    テラス席と中庭、素敵ですね~。
    お風呂で金魚の水槽というのは
    面白い造りですね。子供が喜びそう(^^)

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      洋子さん、コメントありがとうございます😊
      クラゲもですが、ゆらゆら泳ぐ金魚を見ているとなんとなくまったりして和みますね。
      昭和の昔は結構みなさんどこの家でも金魚を飼っていたような記憶がありますが、いまはあまり聞かなくなったような気がします。

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  3. 作家って温泉地と関わりがあるんですね~。
    (常盤ホテルでもたくさん作家が定宿にしてたので、私も作家になりたいと思いました(笑))
    一番風呂の温泉を独り占めとは、幸せですね~(*^^)v

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    1. KYO より:

      tabisurueiyoushiさん、コメントありがとうございます😊
      気分転換しながら長期逗留することを考えると、やはりポスピタリティーの良さそうな温泉旅館が好まれるのかもしれませんね(^-^)

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  4. CoccoCan より:

    藤沢周平の作品や直筆が、、、風情のある素敵な宿ですね、、、昭和の香りが残るのに、清潔感があるのは嬉しいです!!
    一番風呂だなんて、うらやましい。露天風呂まで♪

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    1. KYO より:

      CoccoCanさん、コメントありがとうございます😊
      2003年にリニューアルされたとのことでした。
      普通のお風呂だと一番風呂は避けたいお年頃ですが、温泉ならいつでもウエルカムです!www

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  5. wakasahs15th より:

    11代も続いているのは、それだけのファンがいて良さがあるからなんでしょうね。
    一番風呂!やったー!って感じでしょうね👏
    入口があって又、入口!雪国です(*^_^*)

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    1. KYO より:

      wakasahs15thさん、コメントありがとうございます😊
      普通の一番風呂だとお年頃の肌にキツイので、あまり歓迎出来ないのですが、温泉だと嬉しいです(^-^)
      たくさんの人が入った後の温泉はお湯が疲れてしまい、効能もイマイチなことが多いので、なるべく少人数で湯量のたくさんある温泉に入りたいなぁと思います。

      いいね: 1人

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