赤坂 Αμάρανθος (アマラントス)

投稿日:

去年11月12日の訪問記です。下書きに放置したまま一年経ちそうだったので、こちらもえいやっとアップしちゃいます。

2021年10月、赤坂にオーブンしたΑμάρανθος (アマラントス) さんに行って来ました。

以前、丸の内ヌーヴェルエールや六本木リッツカールトンのアジュール45にいらした宮崎慎太郎シェフが、独立されて立ち上げた新店舗です。

入り口の看板

今回のお店はこじんまりとしたカウンターフレンチで、シェフとの距離がとてもとても近くなりました。調理風景をガン見するのが大好きな私にとって、とてもナイスな環境になり、めっちゃ楽しかったです。

宮崎シェフからの借り物画像

店名はギリシャ語で、Αμάρανθος (アマラントス)。読めないし書けません。
英語だと Amarantos です。まあ無理せずカタカナで書きたいと思います😅

宮崎シェフによると、アマラントスとはヒユ科ヒユ属の植物で一年草の花だそうですが、古代ギリシャでは「しぼまない、色あせることのない」という意味だったとか。

今回のワインは全て、ヌーヴェルエール時代からお馴染みのソムリエ鴨志田さん に丸っとお任せで。

いつものように泡スタートで、自然派のシャンパーニュと言えばドラピエ。良いですね〜(^-^)

DRAPPIER Brut Nature

最初の一皿はカナッペ。
フォアグラのテリーヌは健在でした。

素敵なお皿。前菜でも利用されました。

蕪のフリット

下には蕪のスープが。
とても優しい味。これが美味しいのですよね。

続いて、セバスチャン・リフォーのサンセール・ブラン レ・カルトロン。

Sébastien Riffault
Les Quarterons Sancerre Blanc 2019

次の一皿。ミル貝とハーブ魚介のエキスを焼いて蓋にした上にハーブがのっかってます

ミル貝とハーブ

魚介のアワアワと肝のソースにミル貝がコロコロと。
魚介エキスを焼いて作った香ばしい蓋を割り入れて、下のソースと混ぜて食べるのが楽しい一品でした。

パリっと割り入れ

続いてマルク・テンペのアリアンス。

Marc Tempé Alliance 2018

野菜の一皿。
季節の野菜がたっぷりでした。

野菜の一皿

お次はコルディエ・ペール・エ・フィスのプイィ・フュイッセ ヴィエイユ・ヴィーニュ。

Cordier Père et Fils
Pouilly Fuissé Vieilles Vignes 2018

毛蟹 フヌイユ キャビア。
仕上げに温かいソースがかけられて完成。
フヌイユはフェンネルのことです。

毛蟹、フヌイユ、キャビア

パンの代わりにシフォンサレが登場。
以前はアペリティフの定番お供でしたが、ここに登場するとは面白いですね。燻製バターがよく合いました。このバター売って欲しかった。。。

シフォンサレと燻製バター

続いてはフランスはローヌから、オジルのエストクエスト。

Ozil Est-Ouest

お魚はクエでした。
チヂミほうれん草 ノワゼット。ノワゼットとはブールノワゼットのことで、焦がしバターソースです。

クエ チヂミホウレンソウ ノワゼット

パンの代わりがもう一つ。焦がしバターのフォカッチャとホイップバターが登場しました。
宮島シェフの作品だとか。

パンの代わりがもう一つ

メインは蝦夷鹿。
問題なくペロリでした。

蝦夷鹿 根セロリ

メインのワインはブルゴーニュの赤で、コート・ド・ボーヌ、ビラール・ペール・エ・フィスのボーヌ レ・ボン・フーヴルでした。ピノノワールらしい美味しさ。

Billard Père et Fils
Beaune Les Bons Feuvres 2018

メニューはここまででしたが、まだ行ける!と白トリュフのリゾットを追加で。
喜界島の胡麻と石川県イタリア米のリゾットに白トリュフたっぷり♪

白トリュフ 喜界島の胡麻
石川県イタリア米のリゾット

もちろんワインも追加で。

ボルドー、サン・ジュリアンのドメーヌ・アンリ・マルタンが作るシャトー・グロリア。

Henri Martin
Chateau Gloria 2013

デザートはクレームダンジュと澳オリーブオイル、そして、メレンゲ カフェ ショコラでした。
飲み物は紅茶にしました。ミニ焼き菓子が何だったかは失念(^◇^;)

デザートと焼き菓子と紅茶

メニューに食材を提供されている方々のお名前が添えられていたのでご紹介。こういう情報が知りたい人(私とか私とか)って、結構いるかもなーと。

生産者さんの一覧

最後までしっかり楽しみつつ完食できました。オーブン記念ということで、かなりオマケしてくれたのではないかなーと思いつつ。

宮崎シェフと宮島シェフに鴨志田さんと、ある意味安定の定番メンバーが揃ったアマラントス、近いうちにまた行きたいと思います(^-^)

12件のコメント 追加

  1. 洋子 より:

    食器も盛り付けも、そして御料理も
    めちゃめちゃ凝ってますね~!
    すごいこだわりとプライドを感じます✧

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      洋子さん、コメントありがとうございます😊
      パティシエ出身というのもあるのか、
      盛り付けがいつも素敵です。
      昔のお店時代によく行っていた後輩を誘ったので、楽しい時間はあっという間でした(^-^)

      いいね

  2. agehamodoki より:

    みんな美味しそうな料理と言うより作品ですね。
    見て美しく食べて美味しい。
    そして楽しい時間は最高の贅沢だと思います。

    いいね: 2人

    1. KYO より:

      agehamodokiさん、コメントありがとうございます😊
      シェフがパティシエ出身のせいもあってか、どれもが美しい盛り付けですね(^-^)
      このお店に行くときよく誘う後輩と一緒に行ったので、昔話にも花が咲きました。楽しい時間はあっという間ですね(^-^)

      いいね

  3. 調理風景、私もガン見しちゃいますね(笑)
    そしてお料理すべて美味しそう😋

    メニューに食材を提供されている方々のお名前が添えられているのはいいですね。
    確かに知りたい情報です(^^)/

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      tabisurueiyoushiさん、コメントありがとうございます😊
      カウンター席の醍醐味ですよね>調理風景。

      食材の種類や場所が気になるタイプなので、よく聞いてしまうのですが、レストランによっては迷惑がられることもあるので、バーンと教えて貰えるのは嬉しいです(^-^)

      いいね: 1人

  4. CoccoCan より:

    9か月も前のことをこんなにきちんと覚えていらっしゃるKYOさんがすごい笑
    それにしても、お料理もワインもパチクリしてしまう豪華さ。
    こういうところで、いつか食事がしてみたいです☆

    鹿肉も大好きです。しかもシチューではなく、こういうレアに近いステーキが食べたい!!!
    (鹿肉のシチューも好きですがw)

    Special Thanks、、、良いですね☆ こういうのはとてもとても知りたいです♪

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      CoccoCanさん、コメントありがとうございます😊
      殆どの下書きは訪問後に箇条書き的に書いていたものなので、いま書けと言われても無理ですよね〜(笑)
      鹿肉、個人的にはシンプルに焼くのが一番好きですね。グリルでも炭火でも肉の甘みや歯応えを楽しめるのが良いなぁと思います(^-^)

      いいね: 1人

  5. 素敵な白ワインの数々に興奮しながら見ていくと、蝦夷鹿にに負けないピノノワールが登場なんて素敵すぎる。
    ピノノワールは選択を間違えるとお料理が台無し(ソムリエではなくあくまで私の選択です)になってしまうので、それはそれは素晴らしいボーヌだったんでしょうね。
    羨ましいのオンパレードでした。
    ここまで白を続けた事がなかったので斬新でした。
    お腹すいたというより、ワインが飲みたいです🍷

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      パッチングワーカーさん、コメントありがとうございます😊
      基本、ワインは白好きなので、白多めになりがちかもしれません。
      こちらの宮崎&宮島シェフとソムリエの鴨志田さんとはかれこれ20年くらいのお付き合いになるので、安心して頼めます。
      ペアリングも色々なタイプがあるかと思いますが、この時は、一杯の量を少なめにして、料理毎に合わせて貰えるようにとお願いしたので、それぞれに楽しむことが出来ました(^-^)

      いいね: 1人

  6. wakasahs15th より:

    わお~見ただけでも興奮です。
    何だか食事と言うより美術鑑賞しているようでした。
    食事しながら楽しめるKYOさんが羨ましいです(*^_^*)

    いいね: 2人

    1. KYO より:

      wakasahs15thさん、コメントありがとうございます😊
      こちらのシェフはパティシエ出身のせいもあってか、お皿のひとつひとつがスイーツのお皿のように美しい気がしますね〜。
      シェフやソムリエさんとはかれこれ20年くらいのお付き合いになるので、場所は違えど慣れた環境で頂けるというのは大きいかなーと思います(^-^)

      いいね: 1人

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