京都 和束茶カフェ

投稿日:
和束茶カフェ

お茶摘みイベントの集合場所だったので、和束茶カフェさんにもお邪魔しました。

せっかく茶処まで来たので、急須で飲むお茶を頼んでみました。私は玉露を頼み、オットは碾茶(てんちゃ)にしました。淹れ方の説明書きや時間計測用の砂時計もしっかり付いてきて、自分で淹れる方式でした。

玉露用セット

店内照明が映り込むので斜めから撮っています。

急須は白磁の宝瓶でした。淹れ方を見ながら淹れて行きました。

最初は40〜50度で旨味と甘みを、二煎目は10度上げて渋みを、三煎目は更に上げて苦味を感じられるようにとのことでした。うーん、美味しい!

飲み終わった茶葉をぽん酢で頂きました。

〆はぽん酢で

これまたうまーい💕

お茶のお浸しが美味しいという話はよく聞きますが、玉露でやったのは初めてです。甘みと旨味が残っていて、とても美味しく感じました。

オットのセットはこんな感じで。

碾茶のセット

碾茶用の茶器は白磁で取手の無い絞り出しタイプの器でした。おそらく萬古焼だろうと思います。マニアックな器がごく普通に出てくるあたり、さすが京都だなーと思いました。

碾茶は茶パックより

碾茶の浸出時間や温度は玉露とは異なります。オットは写真を撮らない人なので、途中写真はありませんが、淹れ方説明だけ載せておきます。

抹茶団子や抹茶ラテ、チーズケーキも頼みました。

手前が抹茶レアチーズで奥がほうじ茶レアチーズ

抹茶ラテは甘みが無い状態で、雫形容器に入った抹茶シロップを好みで足す方式でした。私はアイス、オットはホットを頼みました。シロップ無しでも美味しく、足しても美味しく、とにかくとても美味しかったです。何かどうとは上手く言えませんが、あっという間に飲んでしまい、お代わりが欲しいくらい美味でした。

和束町のマンホール

ここからはちと余談になりますが、煎茶と玉露が同じ説明書きでまとめられていました。ポットのお湯はかなり熱かったので、おそらく80〜90度程度はあったのではと思います。煎茶であれば普通の温度ですが、玉露にはやや高すぎる湯温です。
この状態で湯冷しを一回しても60度以下には下がりませんし、高温のお湯で持ち手の無い湯呑と湯冷しに宝瓶まで使うとなると、熱すぎて持てず、火傷してしまう可能性も高いので、湯冷し自体がかなり危険な作業となってしまうだろうと思いました。

私は昭和世代ですし、我が家はお茶好きだったので、通常の急須でお茶を淹れることにも湯冷しにも慣れています。また自宅で宝瓶を使うことも結構あるので、これはヤバイとすぐ気がつきましたが、日頃お茶を淹れ慣れていない人だと書いてあることをそのまま鵜呑みにして火傷してしまうのでは?と少々心配になりました。

もっとも、京都の方々にとって、お茶を淹れるということはごくごく当たり前のことであり、わざわざ書くまでもないと思っている可能性も高いかもしれませんが、ペットボトルしか知らない若い世代の人達や外国人観光客の方々などにはかなり大きなトラップになりそうな気がするので、玉露に関してはポットの温度をあらかじめ低めに変えておくとか、安全な手付きの急須に変えるとか、湯冷し回数の注釈を淹れておくべきなのではないかなーと個人的には思いました。杞憂かもではありますが。

11件のコメント 追加

  1. elvira797mx より:

    Wow! Wonderful place! Looks delicious! Thank’s Kyo for share.

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      Thanks a lot, Eltira!
      This is the place that produces the most green tea (matcha) in Kyoto.

      いいね

      1. elvira797mx より:

        You are welcome, Kyo!
        Wow! I love green tea! That’s wonderful!

        いいね

  2. mic.mimic より:

    てんちゃと言えば甜茶の方が思い浮かびました。漢字が違うとはいえ、同じ名前はやめてほしいです。私みたいなボケかましには危険。

    KYOさんの指摘、やんわりお店の方に伝えたいですね。

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      mic.mimicさん、コメントありがとうございます😊あーんど亀レスすみません😅
      甜茶は中国由来の薬草で花粉症などのアレルギーに効くイメージがありますね。
      日本由来の碾茶はお抹茶にする前段階のお茶のことなので、普段お茶の専門店でも店頭に並ぶことは殆ど無いと思います。生産現地ならではの商品ですね。店頭では碾茶に関する説明書きが随所にありました。
      とはいえ、一部ネットでも買えるようですし、確かに勘違いしてしまう人が無いとは言えませんね。ちと危険かもです😅
      湯冷し問題ですが、オットは書いてある通りに淹れて火傷しそうになり、周囲をびちゃびちゃにしていました😅

      いいね: 1人

      1. mic.mimic より:

        はい、甜茶は花粉症緩和のイメージです。間違えて買う人がいないことを願います。

        えーそれは危険。海外ならクレームになりそうですよね。いっそ外国人に体感してもらって訴えてもらいたいです。(そのお店を批判したいわけではなく火傷する人がでないようにという願いです)

        いいね: 1人

  3. CoccoCan より:

    〆はぽん酢で!!! 素晴らしい♪
    お茶の世界も奥が深いんですよね、、、私ごときが言ってはいけませんが。
    まだアップしていないのですが、香川の玉露があって、、、ぽん酢をやってみます☆

    KYOさんがおっしゃるように、うちの父も昭和で真夏でも「熱い煎茶」が基本の人でした。
    お湯の温度や淹れ方を細かく指導されました。
    我が子たちにはおいしいお茶の入れ方(紅茶も緑茶も)伝授してきませんでした。
    本当に反省しています。

    コロナ前に広島へ行ったときに、抹茶だけではなくて、ほうじ茶のお菓子も充実していて、、、
    日本人の探求心は世界一だと思います♪(苺大福が代表格ですよねw)

    マンホール!! 素敵ですね♪

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      CoccoCanさん、コメントありがとうございます😊あーんど亀レスすみません😅
      投稿がなかなか読めていないのですが、
      もうお茶ポン酢はやられましたか?
      お子さん達、家で美味しいお茶を飲んだことがあり、またそういうお茶が飲みたいと思うなら、手ずから教えなくても自分で工夫する可能性は高いのではと思います。いまはネットで簡単に分かりますし。
      お茶も嗜好品なので、興味があるかどうかでも変わりますね。ある意味便利な時代になって良かった部分ですね。

      いいね: 1人

      1. CoccoCan より:

        まだお茶ぽん酢やっていません!! やってみます♪

        いいね: 1人

  4. yukitabiton より:

    玉露の茶葉をポン酢でいただくと最高でしょうね。抹茶ラテやお菓子も美味しそう。和束良いところですね。
    玉露を淹れるのに火傷しそうな温度のお湯と茶器は、確かに慣れない方には危険かもしれませんね。お店の方がこの記事読んでくださると良いですね。

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      yukitabitonさん、コメントありがとうございます😊あーんど亀レスすみません😅
      今まで食べたお茶のお浸しの中で一番美味しい気がしました。
      オットは碾茶でしたが、予想通り書いてあるままを実行して、かなり熱めでやり難そうに淹れており、味も若干お察し…でした。せっかくの良いお茶なので、美味しく淹れて飲みたいところですね〜。

      いいね: 1人

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中