下田 知庵土-Roots food Chant-

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下田での晩御飯は「知庵土-Roots food Chant-」さんへ。
読み方は「ちゃんと」だそうです。
完全予約制の蕎麦懐石料理店で一日二組限定とのこと。ダメ元で予約したら幸いにも取れたので、これまた平日の夜でラッキーでした。
下田プリンスからだと車で15分くらいだったかと思います。

お店に到着した際、迎えに出てきてくれた女将さんの顔を確認するなり私から「竹澤さ〜ん!お久しぶりで~す!」と声を掛けると、女将さんも「あれ?なんで?きゃ〜〜!」といいながら、店先でお互いにはっしとハグしあう女二人。
お店のご主人とうちのオットは???となり、しばし固まっておりました。

こちらの女将さん、実は以前、日本橋のLA BONNE TABLE (ラ・ボンヌターブル) におられた方で、私が行く際には、よく対応してもらっていたのでした。とても明るく気さくな方で、彼女からお酒を勧められるとついつい飲み過ぎてしまうのが常でしたが、毎回とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。お店に通う大きな理由のひとつが竹澤さんのサービスと言っても過言ではなかったので、彼女がお店を辞めると聞いた際には、取れない予約の隙間をぬって、お別れに行ったくらいでした。

辞める際、ご主人の鎌倉のお蕎麦屋さん(梵蔵)を手伝うとお聞きしていたので、そちらに行く機会を狙っていたものの、途中コロナ禍もあり、気付いたらお店は閉店していました😨。

オットが今回選んだ下田のお蕎麦屋さんが元梵蔵 さんらしいということに私が気付いたのは、予約した後になってからのことだったので、実際会うまで分からないまま、今回めでたく再会となったのでした。

長々とした前振りになりましたが、そんなこんなでお店の中へ。
再会のあれこれでお店の外観写真は撮り忘れました😅。

梵蔵時代からある「きそば」の看板

スタートは初亀の限定うすにごりバージョンでした。
初亀醸造さんは静岡最古(創業1636年)の酒蔵です。

初亀 特別純米 かすみさけ 生(初亀醸造株式会社)静岡県藤枝市

突き出しは自家製の胡麻豆腐。無農薬わさびがまた旨し。

自家製胡麻豆腐に無農薬わさび

おまけでご主人自家製のイカの塩辛も。

アオリイカの自家製塩辛

念願だった自家製の、それもアオリイカでとはなんて贅沢な💛
お蔭様でお酒が進む進む~。

続いて喜久醉(きくよい)。以前、dancyuが何度か推してましたね。

喜久酔 特別純米(青島酒造株式会社)静岡県藤枝市

アテは蕎麦味噌杉板焼きとカジキ、だし巻きなど。焼き味噌が最高過ぎました。

蕎麦味噌杉板焼、メカジキ、だし巻き

実は下田はカジキも名物だったりします。毎年夏に国際カジキ釣り大会が開催されています。港近くにあった道の駅「開国下田みなと」内には かじきミュージアムがありますし、下田バーガーの店内にも大きなカジキが飾られていました。釣り大会は夏ですが、旬は冬場のいまなんだそうです。

下田プリンスでもお刺身が出ていましたが、個人的にカジキに思い入れが無いので、いつもあまり気にせず食べています。カジキマグロという通り、特にお刺身はマグロとあまり遜色がないので、気付かず食べている人も結構いるのでは(私とか😅)と思いますが、如何なものでしょうか?

今回、3種のお蕎麦が味わえるとのことで、最初は「水蕎麦」をレモン塩で頂きました。
素麵かと見紛うお蕎麦の細さにまず感動。十割なのにここまで細く出来るのが凄いです。
香りも味も良く、細いお蕎麦が大好きな私的に、最高オブ最高なお蕎麦でした。

水蕎麦とレモン塩

お蕎麦は茨城県の常陸秋蕎麦で、時間をかけて石臼でゆっくり挽いているそうです。南伊豆の天然水と蕎麦との相性がとても良いんだとか。

続いてカラスミとしらすのお蕎麦が登場。太めのお蕎麦もうんまー。

カラスミとしらすのお蕎麦、若干ピンボケ。トホホ……

お次はカジキのムニエルでした。お皿も素敵。

メカジキのムニエル

ムニエルにはワインじゃね?と、お隣山梨の甲斐ワイナリーより、かざま甲州辛口を。
今まで飲んだ中でかなり美味しい部類の甲州でした。

かざま甲州 辛口 2022(甲斐ワイナリー)山梨県甲州市塩山

かき揚げ(中身の記憶なし)はヒマラヤ岩塩で頂きました。

かき揚げ・生麩揚・いんげん

次に来るメインのお蕎麦用に再び日本酒をということで、静岡の杉井酒造さんより杉錦を。

杉錦 特別純米 生酛仕込み(杉井酒造)静岡県藤枝市

メインは王道のせいろ。
つゆ無しでそのまま食べても、蕎麦の香りと甘み、触感も含めてとても美味しかったです。

メインは王道せいろ蕎麦

蕎麦湯はどろっと系。でも重くはありませんでした。

蕎麦湯(つゆ入れてます)

以前のお店でと同じく、今回も勧められるままサクサクと飲んでしまいました。
食事の量もちょうどよい具合だったので、少し残していたワインも、残していたアテで無理なく飲み切りまして、はー満足満足。

先にも書きましたが、ご主人は以前鎌倉で梵蔵というお蕎麦屋さんをされていました。そちらは三年連続でミュシュラン☆付き店だったそうですが、コロナ禍などもあり、こちらへの移住を決めたそうです。

お蕎麦の修行先を伺ったところ、足利の一茶庵とのこと。群馬住みの頃、足利の本店や創業者である蕎麦名人、片倉康雄片倉康雄さんの最後のお弟子さんだった根本さんの蕎遊庵よく行っていたので、大当たりだったねぇと納得しました。

鎌倉から下田へとやや遠ざかってしまったのは残念ですが、女将さんとも再会できたので、伊豆に行く際には是非再訪したいと思います。

2件のコメント 追加

  1. 洋子 のアバター 洋子 より:

    嬉しい再会があったんですね。
    蕎麦懐石、良いですね。
    水蕎麦にレモン塩、未知の世界で
    興味津々です。ほんと細い麺ですね。
    カラスミ、しらすと合わせたものも
    これまた未知の世界。洒落てますね。

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  2. wakasahs15th のアバター wakasahs15th より:

    一日二組限定とは予約は厳しそうですね。でも一品一品どれも丁寧に作られているんですね

    水蕎麦を拝見して、その細さに吃驚仰天です。十割でこんなに細くとは長い修行で鍛えられた腕でしょうか

    KYOさんのお酒がどんどん進んだのも味+女将さんの陽気な接客で、良く分かる気がしました(*^_^*)

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