帰り途中、大谷石資料館と大谷石地下採掘場跡に立ち寄りました。最終入館ギリギリの時間に行ったのですが、まだかなりの人混みで、入場チケット売り場にもたくさんの人が並んでいました。
「時間があまりないので、おはやくお入りくださーい」の掛け声もあり、入場チケットはスムーズに買えました。列に並んだまま、順番に地下に降りて行きました。地下の採掘場に入ってみると、その広大さにまず驚きました。

たくさんいたはずの人も、あっという間に散り散りになり、全然気にならなくなるほどだったのが、写真からもお分かり頂けるかと思います。

風は無いものの、冬の上着を着ていても、冷んやりとした空気を感じました。

採掘場跡では様々なイベントが開かれているようで、現在のイベントだけでなく、過去のイベントの展示なども残されていました。







途中、とても印象的だったのが、自然光の強さです。

こちらに入った際には既に夕方であったにも関わらず、あまりにも眩しいので、何かあるのかと光に向かって近寄っていったら、外の青空が見えただけと分かり、自然の光の偉大さを実感しました。
写真上だと実際に感じたパワーのほんの少ししか現れていないのが、とても残念です。まさに感動ものの明るさでした。

採掘の歴史資料的な展示もありました。



上の写真の右上辺りを出口に向かって登っていた際、壁際に白い結晶が付いているのがよく見えました。

これは石の華と呼ばれる塩の結晶で、冬の乾燥期になると大谷石の中から塩が噴き出てくる自然現象だそうです。湿気の多い夏になると自然に消滅するとか。

閉館時間ギリギリの17時になり外に出ると、さすがに人もまばらになっていました。


身体が冷え冷えになったので、温かいお茶を求めて売店へ。







以上で、突発的な栃木温泉旅行記はおしまいです。
日帰り温泉でまったりした後、まっすぐ家に帰るつもりが、結果的には泊まりがけの栃木温泉旅になりました。
2日間、栃木のあちこちを車で動いていた訳ですが、道すがら、たくさんの石の蔵=大谷石造りの蔵を見かけました。ごく普通の個人宅だと思うのですが、どの家もみな石の蔵でした。途中そのことに気付いてからは周囲のお宅を気をつけて見ていましたが、移動中、一般的な白い漆喰の蔵は全然見かけませんでした。
大谷石の蔵は熱や地震に強く食物貯蔵庫にも向いているんだそうです。石切場はまだ現役で稼働中とのことで、作業中のロープが貼られた場所もありました。
観光ポイントになっているような石造りの著名な建造物とかはさておき、ごく普通の個人宅にまでこれほど大谷石が使われているとは、正直言ってびっくりでした。現地に行かないと分からないことを知るのも旅の楽しみのひとつかなと思いました。
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました(^-^)
テレビ番組で見た記憶がありますが、改めて凄い風景ですね。
柔らかいと言っても石、それを切り出すと言う凄さを感じます。
普通、地下と言うと炭鉱やトンネル工事の坑道を
連想して閉所恐怖症になりそうです。
が、ここの地下空間は広さを感じます。
日本ではないよう気がします。
ひとりになると怖いかな(笑)
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コメントありがとうございます😊
坑道のイメージ、確かにありますね!
ひとりになると。。。そうですね、
あれでもし人が居なかったら、不安になると私も思います!
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以前、テレビで見てすごいとこだな~って思った記憶があります。
映像や写真と違って、実物は迫力あるでしょうね!
塩の結晶、綺麗ですね。
夏になると消えるとは!!
冬は寒そうだけど、冬に行ってみたいと思います(*^^)v
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tabisurueiyoushiさん、コメントありがとうございます😊
雪の華、面白いですよね。わかります。
あんなに出ている塩がどうやって引っ込むのか、凄く気になりました。
風は吹かないので、外着があれば大丈夫かと思います(^-^)
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凄い採採掘跡ですね。
大谷石は初知りですが柔らかくて加工しやすいので民家にも多く使われている事が分かりました。
温泉だけでなく各所を回られて内容の濃い旅でしたね(*^-^*)
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wakasahs15thさん、コメントありがとうございます😊
亀レスですみません💦
本文には書いていませんが、大谷は「おおや」と読みます。一般的には野球の大谷のように「おおたに」読みがポピュラーだと思いますが、「おおや」と読んだら石のことかな?というくらい関東では有名です。
耐火性も高く、昔の帝国ホテルが関東大震災で綺麗に焼け残ったという話が有名です。
関西では甲子園会館(旧甲子園ホテル?)で使われているようです(^-^)。
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お写真から地下が相当広そうなことが
伝わってきます。でも、実際のほうが
もっと広大なのでしょうね。
大谷石の植木鉢、可愛いです。
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洋子さん、コメントありがとうございます😊
地下にこんな空間が!という感じで、
まさに、百聞は一見にしかず、でした。
植木鉢はかなりたくさんありました。
あと、キャンドルケースやプレートなど
加工しやすく火に強いという特性を活かしているのかな、と思いました(^-^)
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