大根のクリームグラタン

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大根のクリームグラタンは我が家の定番メニューです。生クリームやバターは入ってないので、ホワイトグラタンと言った方が良いのかもしれませんが、舘野鏡子さんのオリジナルレシピの名前をそのまま使って今に至ります。

食べたくなると季節に関係なく一年中作るものの、やはり大根の美味しい冬によく作っている気がします。

過去にも何度かアップしていますが、今回、玉ねぎ麹で作ってみたら、更に美味しさが増し増しになったので、メモしておこうと思いました。

大根のクリームグラタン

元々は2012年2月にあさイチで紹介された舘野鏡子さんの同名レシピをベースにしています。

あさイチ 大根のクリームグラタン 舘野鏡子さん

以前のレシピ付き記事はこちら

大根が冷蔵庫に少しだけ残っており、ちょうどこの前作った新玉ねぎ麹のベーコンの最後のかけらもあったので、これはもうグラタンを作るしかないだろう!と思いました。ちょうどエリンギもありましたし。

大根の端っこ

いきなり余談ですが、大根に被せてる緑色のカバー(コジット ベジシャキ ダイちゃんキャロちゃん) 、シリコン製で結構伸びるので、切り口に上手くくっついてくれます。切り口が乾かずに済むので大根が端から干からびずに長持ちしてくれます。ラップするよりずっと良い状態を保ってくれるのは間違いありません。

製品名通り人参用もセットになっていましたが、いつも買ってる小振りの人参とは太さが合わないようで、被せてもすぐ外れてしまい、こちらはあまり使っていません。

一方、大根用は割とどんな太さでもそれなりにいけるので、とても重宝しています。百均でも似た機能の商品があるようなので、お試しするならそちらもありかと思います。

閑話休題。

拳サイズの大根の端っこを刻んで器に入れてみたら思ったよりありました。今回はいつも入れる青み用の野菜が何も無かったので、そのまま全部入れることにしました。残った物を使い切る、家庭料理あるあるですね。エリンギも小さめサイズをまるまる1本使いました。うちのグラタン皿の容量は330mlです。

結構もりもり量です

燻製ベーコンを弱火で炒めます。

残った端っこベーコン全部入れ

ベーコンから脂が出てきたら大根とエリンギを入れ、脂が回るまで炒めます。その後、ヒタヒタ程度の水(今回は具が多いので少なめの100cc)を入れ、鰹節を適当に入れて馴染ませ、蓋をして7〜8分、弱火から弱中火程度で汁気が飛ぶまで蒸らし焼きをして味を染み込ませます。この際、以前は塩を入れていましたが、ここに少しだけ新玉ねぎ麹を入れました。

大根とエリンギ、鰹節と新玉ねぎ麹

蒸らし焼きをしている間に粉牛乳の準備をします。今回は具が多いので、牛乳は100cc、小麦粉は小さじ2ちょい。白胡椒とナツメグも少々入れました。

粉牛乳を準備

おまけでサラダ用の野菜を千切って水にさらしておきます。

サラダスピナーに水を入れてしばし放置

バゲットは食べる分を切り、あらかじめ霧吹きで湿らせておきます。

食べる分だけカットして霧吹き

おおよそ7〜8分煮ると水分がなくなって来ます。

水分が無くなる程度まで

水分が飛んだら、粉牛乳を入れ中火にします。

ぐつぐつ来たら焦がさないよう混ぜます

粉牛乳に火を通すと小麦粉作用でとろみがつきます。途中で一度味見をして塩気がまだ少し足りないようだったので、玉ねぎ麹をもう少し足しました。

ホワイトソース状になるまで

ソースを混ぜるなら木べらより耐熱性のスパチュラがおススメです。ソースを余さず綺麗にこそげ取れるのが良いかなーと。

もったりしたホワイトソース状になったらグラタン皿に入れ、上にトマトとチーズを散らします。

グラタン皿へ

準備しておいたバゲットと共にオーブントースターへ入れ、チーズに焼き目が付くまで焼きます。

オーブントースターへ

バゲットは途中ホイルを被せておき、最後に少し外して焼きます。

焼き目を確認する際にホイルを外すせばオケ

パンに霧吹きをし、ホイルで覆ってリベイクすると、硬くなったパンがふんわりします。また焦げ防止にもなります。最後にホイルをとって外側をパリッとさせるのがおススメです。

グラタンを焼いている間にサラダの準備をし、紅茶を淹れて蒸らしつつ、他の洗い物も済ませます。

焼き目をみてグラタン皿を取り出し、サラダから少し拝借した色味の青葉と胡椒を散らせば、お一人様ランチの完成です。

本日のランチ完成

調理開始から完成まで30分もかかっていません。

前回の投稿と比較すると具材がやや多いです。とはいえ中身の大半は大根とエリンギですし、その分、ホワイトソース(牛乳と小麦粉)を控えたので、カロリー的にはこちらの方が少なくなっていると思います。次回もソースはこの量で良いなと思いました。

舘野さんの元レシピでは旨みとコク出しの為コンソメとバター(そもそもホワイトソースなので)を入れています。

うちのレシピだと旨み成分は具材から出る旨みとベーコンと鰹節のみで、コンソメとバターは使いません。いつもはその分鰹節をやや多めに入れているのですが、今回は玉ねぎ麹漬けの燻製ベーコンと塩の代わりに入れた玉ねぎ麹のおかげで、鰹節を多めにしなくても旨みとコクがかなり増えた気がしました。

最終的には小さじ1ちょいくらいの玉ねぎ麹を入れたと思いますが、それだけで、味にしっかり旨みと深みが出てきました。玉ねぎ麹様々ですね。

今後はこのレシピで作ろうと思います(^-^)

3件のコメント 追加

  1. 大根でグラタンという発想はなかったです!!
    今度やってみます(*^^)v

    いいね: 2人

    1. KYO より:

      tabisurueiyoushiさん、コメントありがとうございます😊
      是非!
      今の時期ならブロッコリーやスナップエンドウを青みに入れると彩り的にも栄養的にも良いのではと思います(^-^)

      いいね: 2人

  2. 洋子 より:

    大根とエリンギがメイン、というのがとても
    ヘルシーで良いですね!その上、
    鰹節や新タマネギ麹、と更に身体に良いものが✧
    ベーコンととチーズで食べ応えも出ますね~。

    いいね: 2人

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