今年の節分も恵方巻きの話題が多かったですね。
私は神奈川育ちなので、今まで恵方巻きには縁がないまま過ごして来ました。
関東のコンビニでも売られるようになり、認知度が上がってからも、特に食べようとは思いませんでした。
というのも、昔から、口を大きく開けて食べなくてはならないような物が苦手だったからです😅。
あの太巻きをそのまま口に押し込むことを想像しただけで「うげげ😱」という気分に……。
普通の細巻きならまだ良いのですが、それでも切れてない長い海苔巻きをそのまま口に入れ続けて完食するという作法は、正直言って、無理ゲーです。
口を開ける食べ物といえば、カレー用の大きなスプーンも実は苦手で、大人になった今でも、家でカレーを食べる時にはティースプーンで食べています😅
さすがに外では出されたスプーンをそのまま使っていますが、自分の口の許容範囲を考えながら、ちまちまと食べています。
そんな私なので、恵方巻きには一生縁がないまま生きて行くんだと思っていました。節分には豆を年の数だけ食べれば良いやと。
節分の夜は家人が飲み会で不在だったので、夕飯はひとり早めにパンなどで軽く済ませていました。
ところが、深夜に帰宅した家人がいきなり「恵方巻き作るぞー!」と。手にはスーパーの袋をぶら下げて。
どうやら飲み会からの帰宅途中、激安になった恵方巻き用の具と白飯などを買い込んできた模様です。
最近、妙に料理熱が高まっている家人なので、またぞろやりたくなった模様ですが、意欲はあっても知識も技術もないので、常に危なっかしい手付きで作業が進みます。
テーブルからまな板がはみ出たまま、そのはみ出た部分に平気で物を乗せたりするので、見ているこちらがハラハラ。。。
恵方巻きの具はキュウリと卵焼きに、マグロ、いか、エビ子などでした。あとアボカドと温泉卵と白ご飯を追加で。
マグロとイカとアボカドを刻んで、温泉卵を追加し、焼肉のタレで味付けを。
海苔は我が家にあった手巻き寿司用のサイズです。
私にとっては人生で初めての恵方巻きでした。
一応、南南東の方角を確かめてから食べ始めました。
東京育ちの家人は、私が一口食べたらすぐ「味どう?美味しい?」と、質問してきましたが、せっかくなので、家人の問いは無視して完食するまで無言を貫く作法を守りました。
家人は自分の分を食べた時も一口食べてすぐ「美味いじゃん!」と自画自賛し、作法はガン無視したまま完食していましたが、確かに本人の言う通り、美味しい海苔巻きでした。
家で作るなら恵方巻きも悪くないかも、と思いました。