東大阪 la maison canna(ラ メゾン カンナ)のソフトフランス

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la maison canna(ラ メゾン カンナ)さんは、カンナパンという大きなソフトフランス(3種)のみを販売しているソフトフランスパン専門店です。

3種類のカンナパン

ここ数年、このソフトフランスというパンをよく見かけるようになりました。おそらくフランスパンと同様にフランスには無いパンだろうと思いますが、高級食パンのようなしっとりもっちりした食感は、日本人が大好きなタイプのパンなのではと個人的には思います。

フォション(FAUCHON)にも生フランスという長期熟成タイプのフランスパンがありますね(外も中もふわふわタイプですが)。世界のことは分かりませんが、高級食パンブームも合わせて、国内では相変わらず柔らかいパンはかなり需要があるのかなーと思います。

このソフトフランス、クラスト(外側の皮)はとても薄いもののフランスパンらしいしっかりとした皮で、かつパリッとしており、クラム(内側)はもちもちふわふわ、かつとてもしっとりしています。店の宣伝で外はフランスパン、中は高級食パンと言ってますが、まんまその通りかと思います。

全長は60cmで幅も8cmほどあり、大きいです。持つと自重で垂れるので、専用袋の真ん中を持って平行に運ばないとなりませんが、マンションの一階という立地上、駐車場がないので、自転車で運ぶとどうしても折れてしまいます。

チャリの籠にはいつも入りきらず、
毎回真ん中がひしゃげてしまうのが残念無念

先週、開店1周年だったそうで、新しくミニソフトフランスとカレーパンがラインナップに加わりました。

上段がミニソフトフランスで下段がカレーパン

小さいというミニソフトフランスと通常サイズのカンナパンを並べてみました。

カンナパンとミニソフトフランス

ミニソフトフランスが小さく見えると思いますが、普通サイズです。視覚マジック。

カンナパンは好みの厚さにスライスして食べます。

私がいつも買うタイガーブレッドというカンナパンはいわゆるダッチタイガー(外側がパリッとするひび割れ)仕上げです。こちらの方がよりパリッと感を味わえるのと、運んでくる際の中折れが目立たないのも大きいです。見た目は食欲に影響するので。

クラストはしっかり目でクラムはふわふわなので
かなり刃の切れるパンナイフがおススメ

本家にも切り方レクチャーがありました

スライスしたカンナパンにはチーズトーストがよく合います。クラムがふわふわなので、チーズがトロトロになった頃合いで食べるのが好きです。

トーストを焼くのに合わせて、カレーパンとミニソフトフランスも少しリベイクしてみました。

ということで、今日のお昼ごパンはこちら。

28cmの大きめボードでもギリギリサイズ

ミニソフトフランスが全然ミニサイズでないことが視覚でもお分かり頂けたかと思います。

ミニソフトフランスは5種類あり、ベーコンポテトフランスを買いました。フランスパンにベーコンポテト、そしてマヨネーズとくれば、合わない訳がありませんね。美味しかったです。

チキントマトカレーは程よくスパイシーで、トマトたっぷりなせいか見た目よりあっさりしており、チキンがゴロゴロ入っていました。油ギッシュなタイプが苦手な私でもサクッと美味しく頂けました。写真だと見難いのですが、外側に一味唐辛子がトッピングされていました。激辛とかスパイシー過ぎるということは無いと思いますが、食後一味の爽やかな辛味が余韻として残ったので、小さなお子様には厳しいかもしれません。個人的にはパン生地が少な目なのもかなりポイントが高いです。(薄皮好き派)

チキントマトカレーパンの断面。白っぽいのは鶏肉です。

10件のコメント 追加

  1. agehamodoki より:

    パンの皮の切り方までレクチャーされるこだわりようにビックリです。
    でもフランスパンと高級食パンの良いとこ取り感は興味あります。

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      agehamodokiさん、コメントありがとうございます😊
      最初の一切りにさえ注意すれば、後は切れ味の良いパンナイフなら、まあまあ切れるんではないかと思います。
      動画、最初は切れ込み程度かと思って見たのですが、ハサミでザクザク切るとは、なかなか斬新な発想でしたね😅
      良いとこどり、たしかにそんな感じですね。
      食パンの耳があまり好きではないので、皮が薄いのも大歓迎でした😊

      いいね

  2. yukitabiton より:

    本当に目の錯覚を疑うような大きなフランスパンですね。
    一本でなく一切れでいただけたらと思うぐらいの人へのがミニソフトフランスなのですね。
    こだわりのパンは買い物に行くだけでも楽しそうですね。

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      yukitabitonさん、コメントありがとうございます😊
      持ち帰りが課題ですが、買う価値はあるパンかなと思います。
      関西には以前から行きたかった素敵なパン屋さんがたくさんあるので、もう少し落ち着いたら、パン屋さん巡りをしてみたいと思っています😉🥖

      いいね: 1人

      1. yukitabiton より:

        どんなパン屋さんか楽しみですね!

        いいね: 1人

  3. 洋子 より:

    外はフランスパン、中は高級食パン・・・
    良いとこ取り、たべてみたいものです。
    カレーパン具だくさんで美味しそうですね~。

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      洋子さん、コメントありがとうございます😊
      パンの耳はなるべく薄い方が好きなので、最近ではこのパンを食パン代わりにしています😊
      ここ東大阪はカレーパンの街なんだそうで、あちこちでカレーパンの幟をみかけます。
      少しずつ食べ比で行けたらなぁと思います!

      いいね

  4. フランスパンと名がつく🥖のであれば、バターやミルクは使用していないのでしょうか?
    仰る通り日本は柔らかいパン人気が強すぎて(美味しい)ハードブレッドを見つけるのが至難の業です。

    こちらは発酵感のあるパンなのでしょうか?
    とても気になります。
    我が家はパンを避けなければいけないですが、たまにPaulやVironでバゲットを買って、チーズと赤ワインで発酵マリアージュを楽しむことがあります。
    マリネしたスモークサーモンとケイパー、ブリーチーズを挟んでもよし、生ハムとブリーチーズを挟んでも良しの発酵感のあるシンプル素材ブレッドが大好きです。
    そんな訳でハード派の私にも気になるソフトフランスであります。

    いいね: 2人

    1. KYO より:

      パッチングワーカーさん、コメントありがとうございます😊
      サイトには書かれてはいないのですが、お店の方に直接確認してみたところ、ソフトフランスの原材料はいわゆる正統派フランスパンと同じで、油脂や乳製品は一切使っていないそうです。
      但し私がよく買っているタイガーブレッドに限り、外側のダッチトッピング(パリパリ部分)に油脂と乳製品が少々入っていますが、メインのソフトフランスと五穀フランスには使っていないとのことでした。

      食べると高級食パンのようにしっとりふわふわなので、私も最初はパンドミ系なのかな?と思っていたのですが、北摂能勢の超軟水を使ってストレスを与えずに成形するのがポイントと謳っているので、その辺りの作り方が大きいのだろうと思います。
      軟水を使った高加水パンを作ると、油脂を使わなくてもかなりしっとりした柔らかいパンになりますが、滅茶苦茶成形に苦労します😅

      この件で気になったので、販売している野勢酒造の伝説の仕込み水(ペットボトル)の硬度を確認したところ、なんと16mg/Lでした。日田天領水が32mgなので、その半分しかないんですね。大阪サミットで使われたらしく、とても柔らかく甘いお水だそうです。
      私の好きな新潟魚沼津南の名水が17mgなので、機会があったら買ってみたいと思います😊

      PaulやVironのバゲットがお好きということは、顎が疲れるガッシリ系がお好きなんですね〜。ああいう噛み締めると美味しいバゲットはオープンサンドがよくあいますね。
      もう少しして落ち着いたら、大阪中心部にたくさんあるパン屋さんをあれこれ試しに行こうと思っています。

      いいね: 1人

      1. 軟水を使った高加水パン、分かります😃
        ある意味ロデヴですよね。
        形は諦めの術です。
        以前触れたのですが、偶然見つけた高加水4日間1℃熟成で(別の意味で成形が困難になりますが)、芳醇な香りともっちりした食感が得られます。
        素材と発酵、熟成で最高の引き算パンが出来上がるのが素晴らしいです。
        多分このソフトフランスも芳醇な香りがするのでしょうね。

        日田天領水の話が出て驚きましたが、家内がアメリカで倒れて日本に帰国した時はこの町に住んでいました。
        水道水でさえも本当に美味しいところです。
        残念なのは、癌に効くという触れ込みで全国に広まった事。
        データ的に日田周辺での癌の発生率も治癒率も他の地域と変わりません。
        エンジニアとしてビックリなのは、活性水素水なのにペットボトルで売られています。
        水素原子は地球上で一番小さいので、ペットボトルだとあっという間に水素を通して出て行ってしまいます。
        水素濃度は充填時って奴で、飲む時には普通の水です。
        日田淡水魚センターと言う鰻養殖の会社で、複数あった池の中でひとつだけ成長が著しく速い池があって活性水素が発見されたのだそうです。
        水で儲け出して、儲からなかった鰻を無断で地中に埋めたりして問題になった会社でもあります。

        パンの話なのにごめんなさい。
        引き算のパン大好きです。

        いいね: 1人

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