前夜たらふく食べたので、翌日は朝昼兼用の軽めブランチにしようということで、カフェ・ド・ペイザンさんに行きました。

こちらは、山梨県北杜市の八ヶ岳山麓にあるパンカフェです。

朝の9時から営業しており、通しでランチメニューが食べられます。

パンは全て店内にある石窯で焼いているそうです。

ランチはストウブ鍋の煮込み料理でした。ベッコフ、ポトフ、塩豚とひよこ豆のトマト煮の中から選びます。どれもパンとサラダと飲み物が付きます。メニューの一番下にある通り、一つの鍋をシェアすることも可能でした。

せっかくなので、お初のベッコフを頼みました。
ベッコフは牛豚羊のお肉を使ったアルザス地方の煮込み料理だそうです。別名ベックオフ(パン屋の竈)とも。店主さん曰く「竈のあるパン屋さんでないと出来ないスープ」とのことでした。
ベックオフとは「パン屋の釜戸」という意味でアルザス地方の冬ならではの郷土料理で、土鍋のような厚手の鍋(ベックオフ鍋)に牛、豚、子羊のどれかまたは全部の肉を、ジャガイモとニンジン、玉ねぎ等の香味野菜とともに白ワインで煮込む非常にシンプルな料理である。ストラスブールで広まったとされていて、鍋をパン屋に預け、朝パンを焼いて余熱の残っている釜に入れてもらい、店で火を通して貰ってから、持ち帰って食べていたという逸話が残っている[1]という。 圧力鍋で作っても良い。
Wikipedia より
鍋待ちの間に石窯焼きパンと自家製ジャムと飲み物が来ました。

パンは白いカンパーニュとパン・ド・ミ、デーツといちじくのパンなどでした。

パンはもちろんのこと、自家製の桃と苺いのジャムが甘さ控えめでとても美味しかったです。

サラダの野菜も妙に美味しくて、テンションが上がりました。
美味しいですねーと言いつつ店主さんにお話を聞いてみたところ、カフェのある地域では、みなさん無農薬で野菜を作っているそうです。
ベッコフは2人でシェアしました。


石窯焼きパンの販売もしていました。まだ旅の途中だったので残念ながら買う訳にもいかず。。。トホホ。







外の看板にもありましたが、今使っている酵母はブルーベリーだそうです。石窯の左上にのっている瓶がブルーベリー酵母でした。どんな物で起こしても同じように焼けるんだよ、とおっしゃってました。うおぉ。
いままでパン教室に通ったり、食べ比べをしたりしつつ、様々な酵母で起こした様々なパンを食べて来ましたが、一生こんな境地には至れないだろうなぁとしみじみ。。。あと、自然ならではの環境というのも大きそうに思いました。
ペイザンの店主さんですが、もともと長年、岐阜でパン屋さんを営んでいたそうです。が、60歳を機に息子さんにお店を譲り、この地に移って来たとか。
家の周囲の木を切って自分で薪にし、パンやお菓子を焼き、スープを作っていると、ほとんど暖房要らずだそうです。食べ物は、自前の自家製パンと地元の食材との物々交換になることが多いとか。ちょうどパンと交換したという無農薬りんごで作ったタルトを石窯の残り火で焼いているところでしたが、我々がいた間には、焼き上がりませんでした。残念無念。
店主さん曰く「普段の生活(営業)コストが低く抑えられていれば、コロナや物価の高騰が起きたとしても、大きなダメージを受けずに済むんですよ」とのことでした。なるほどですねぇ。
近い将来、やがて確実にやって来る自分自身のセカンドライフの在り方について、ちょっと考えてしまいました。
最後はこちらの街のマンホールです。ちょっと前にもあげたかもですが、いつもの定例なので今回も。

お写真からも新鮮さが伝わってくる
色鮮やかなサラダがとても美味しそうです!
そしてパンも、どれも美味しそう(^^)
いいねいいね: 1人
洋子さん、コメントありがとうございます😊
はい、サラダは見た目も味も最高でした!
物々交換と聞いて、羨ましいなぁとしみじみ思いました〜。
いいねいいね
めちゃくちゃ美味しそうですね🍞
日本は米よりもパンの方が消費量が多いとテレビで見ました
山梨県やっぱり自然がいいですね
いいねいいね: 1人
Oshihoさん、コメントありがとうございます😊
石窯焼きパンとスープ、美味しかったです。
八ヶ岳の自然は素晴らしいですね(^-^)
いいねいいね
ベッコフ鍋!美味しそうです。パンとも合いますね。
物々交換されての生活も楽しそうです(*^_^*)
いいねいいね: 1人
wakasahs15thさん、コメントありがとうございます😊
ベッコフ鍋、美味しかったです!
自然の恵との物々交換な暮らし、
良いですね〜。憧れます。
いいねいいね: 1人