頂きものジャムと角食パン

投稿日:

神戸のお友達から今年も沢山のジャムが届きました。

神戸市産と兵庫県産ジャム

ジャムときたら食パンでしょ!ということで、角食を焼きました。

10cmミニ食パン型で焼いた角食パン

今回は美味しい食パンで有名なセントル ザ ・ベーカリーの「家庭で焼けるシェフの味 セントル ザ・ベーカリーの食パンとサンドイッチ」より、角食レシピを参考にしました。

家庭で焼けるシェフの味 セントル ザ・ベーカリーの食パンとサンドイッチ
牛尾則明

粉は国産のゆめちからブレンドを使いました。

ゆめちからブレンド もっちり x あっさり

さすがはセントルというべきか。中はしっとりふかふかのもちもちで、外はカリッと香ばしい、高級食パンかと思うくらいの、リッチで美味しい食パンが焼けました。

素人作でキメが揃っていないながらも
腰折れすることもなく良い感じに

今回は、元レシピ通りに湯種方式で作りました。湯種方式とは、前日のうちに粉に熱湯を加えて糊化させ、それを元種としてパンを仕込むやり方のことで、高加水で日持ちする食パンを作る際などによく使われる方法です。

小麦粉に熱湯を入れて練るので、火傷に注意しながら手早く行う必要はありますが、作業自体は難しくありません。

熱湯を使う湯種作り

今回の生地は加水率がなんと脅威の90%!

最初の捏ねだけはクイジナートにやって貰ったものの、以降の丸め作業でもまだ生地がかなり緩く、丸め作業の難易度の高さに結構泣きました。

どれくらい緩いのかを示す為に、昔、他所の人に撮って貰った自分の手捏ね中生地を載せておきます。緩いと手にべったりくっつくんですよね、これがまた。

当時、生涯で2度目のパン作り
この後、アクセサリー類は外しました(^_^;)
初回捏ね後の丸め

一次発酵は安定のカモシコで。

一次発酵スタート時

発酵予定よりはやく発酵してしまい、ビビりました。

予定10分前でこの状態

パンチ後に生地を分割し、また丸めます。これまた生地がかなり繊細で、結構トホホでした。

手をかけ過ぎてもダメなので塩梅が微妙です

しばし室温でベンチタイムを取ります

ベンチタイム 10分少々
ベンチタイム後

生地を計量したら想定よりかなり少なく、そこで計算ミスに気付きました(((°Д°;)))

セントルの角食はほぼ正方形の一斤型です。レシピ通りの焼き型を持っていないと、必然的に自分の手持ちの焼き型サイズに合わせて材料を計算し直す必要があります。その肝心の容量計算を間違えてました。

いつもの横長一斤ケースではなく、以前買ったまま一度も使っていなかった正方形ケースを使ってみようと、ふと思ってしまったばかりに。。。今回使った10cmミニ正角型は、半斤ではなく、0.57斤だった模様。角食にするには、ちと生地が足りなそうでした。

仕方ないので片方は計算予想適量で仕込み、少し足りない残りをもう片方のケースに入れました。差はおよそ25gほど。

左が265g 右が240g
成形後の最終発酵
右は足りてないけど、このままGO
蓋して 200度で30分
結果の比較。少ない右は上辺まで届かず

等分(250g)にすれぼ上手く行った可能性もあるかもですが、お初の焼き型だったので、比較した方が良いだろうということで、敢えて差を付けてみました。

もちろん味はどちらも変わらずで、耳が欲しいか否か程度の違いかと思います。今回の結果を受けて、次回はきっちり良い塩梅で焼けそうです。

今回使った10cmのミニ食パン型は東京の下町にある松永製作所製のパン型です。空焼き不要のアルタイトで、型に塗ったのは白胡麻油でしたが、生地離れが良いという噂通り、初回からストレス要らずでした。但し、容量は半斤ではなく0.57斤なので、容量計算にはご注意のほど(^◇^;)

小麦粉とイースト以外の材料は、砂糖、塩、スキムミルク、無塩バターと、ほぼ基本の食パン通りなのですが、その味わいは高級食パン並みにリッチでふくよか、まるで生クリームが入っているかのような、そんな食パンになりました。

また、赤サフを使ったにも関わらず、嫌なイースト臭が全然ありませんでした。高加水とカルピス特選バター(オットに無理矢理買わされた)のおかげかもしれません。

早速、実食!

珍しい皮付き丸ごとぶどうジャムで試食
どっちも美味し〜い💕
もちろん焼いても最高!

一人でペロリと行けそうなくらい美味しくて、別の意味でかなりヤバいです(笑)

オットもかなり美味しいと言っていたので、次回もこのレシピで作ろうと思います(^-^)

20件のコメント 追加

  1. Obong eno より:

    Nice job

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      Thanks!

      いいね

  2. そのちゃん より:

    神戸岩岡は近郊地域なので、JA兵庫六甲とかで販売しているかも。
    はちみつは時々購入するので、ジャムも探してみようかな。
    パンはホームベーカリーで作って食べるのが毎朝の日課です。

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      そのちゃんさん、コメントありがとうございます😊
      毎朝焼き立て!良いですね〜。
      岩岡産のいちじく製品は岩岡の「きらの会」さんのものです。その他のジャムは「かんでジャム」さんのでした。
      見つかると良いですね(^-^)

      いいね

  3. CoccoCan より:

    こんな本格的な食パンがお家で焼けるなんてさすがです!!
    とても繊細な小麦粉なのですね。水分が少ないのも不安になりますが、多いと手に着くのでもっと不安になります。
    両方とても美味しそうで、多少の誤差は好みで!と言うことでしょうか。
    こんなに美味しそうな食パンと一緒にジャムが食べられるなんて。贈ったお友達も喜んでくださると思います♪

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      CoccoCanさん、コメントありがとうございます😊
      粉にもよりますが、高加水な食パンが上手く出来るとしっとりふわふわになりますね。生クリームは入っていないので、それほど重たさもなく、少しリッチな普段用という感じかなーと思いました。

      この前CoccoCanさんが作ったパンの加水率はたしか60でした。数字的にはベーグルに近い感じの重たさで、かつ、カナダ産小麦なので、比較的歯切れの良い食感だったのかなぁと想像しています。
      加水率と小麦の関係はとても面白いです(^-^)

      いいね: 1人

      1. CoccoCan より:

        大変勉強になります!!
        美味しそうだからと言って、加水率も知らずに国産小麦に手を出す前に教えていただいて良かったです笑

        カナダ産の小麦、大変扱いやすいです♪

        いいね: 1人

  4. 洋子 より:

    ジャム祭りですね!
    いちじく好きなので、いちじくに
    目が行っちゃいます(^^)
    自家製の角食パンも良い感じの
    焼き上がりですね~。

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      洋子さん、コメントありがとうございます😊
      いちじくが特にたくさんありましたね〜。
      賞味期限のはやいものから開けているので、もう少ししたら、いちじくコンポートにも辿りつけるかと思います!
      しばらく祭りが続く予定です(^-^)

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  5. ぞん より:

    パン屋やん。。。

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      ぞんちゃん、コメントあざまーす😊
      これもパン教室のおかげですよねぇ。
      ど素人のままだったら無理ゲーでした。
      都内にしかない上に買えば千円近くする高級パンが自宅で半額以下で作れるというのは、なかなか乙なことかなーとw

      いいね: 1人

  6. agehamodoki より:

    パンを焼くのもこだわりですね。
    ホントに美味しそうに焼けています。
    ジャムも良い相手にきっと喜んでいるでしょう。

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      agehamodokiさん、コメントありがとうございます😊
      美味しいジャムとパンの組み合わせは最高ですね。食べ過ぎて困るほどでした(^-^)

      いいね

  7. nikonikomaison より:

    わお食パン!あこがれの食パン!こんがりふっかり美味しそう。そしてその型がステキ。そのなつかしいバター入れ、最近見かけなくなりました。
    そういうやわやわの生地の捏ね、私にも覚えがあります。アンデルセンにて。まるで洗濯板で洗濯ゴシゴシしているみたいに生地を捏ねなくちゃなんですよね。作業工程が大変でも食い意地でがんばれることがかなりあるのですが、あれはちょっとがんばれそうにありません😂

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      nikonikomaisonさん、コメントありがとうございます😊
      食パンは面倒なのと出来上がり形へのプレッシャーで気持ちのハードルも俄然高くなりますよね。今回は頂きもののジャムを美味しい食パンで食べたいという思いと、前のオーブンが壊れそうな頃、買ったまま放置していた新しいパン型を一度使ってみたかったというのもありました。自分の過去記事をパン教室というタグで辿ってみたら、オーブンがやばくなったのは、2018年3〜7月頃のことでした。

      ねちょねちょ生地は本当に勘弁して欲しいですね。あの捏ね写真がまさにアンデルセンで作った食パン生地の時のものです。記録は多い方が良いだろうと、組になった人とお互いに写真を撮りあったりしてました。アンデルセンの食パンはカナダ産小麦だったと思います。
      今は一番大変な初回捏ね部分をクイジナートにやって貰えるので、なんとか作る気にもなれますが、あの高加水パンを一から手捏ねでやる気力は、私にももうありません(^◇^;)

      バター入れ、ホイップバターを作った時はこれに入れてます。リエットやパンのお供を入れるときにもバターナイフが使いやすくて便利ですね(^-^)

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      1. nikonikomaison より:

        やっぱり、その作業台はアンデルセンでしたか😊 私が行っている頃は、まだ携帯などなかった時代なので、写真などは全くありません。あと、細かいんですが、プラスチックのスケッパーというか黄色い楕円のやつ、私が持っているのと全く同じみたい!新しいものを見つけて何度か買うのですが、どうもしっくりこず、結局はあの黄色いのに落ち着いています。あれもアンデルセンで買ったのかな?と思うんですがどうでしょうか?

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        1. KYO より:

          あれは2010年の春頃ですね。確かiPhone3gsの時代だったと思います。先生達の作業動画は結構撮りました。
          黄色いスケッパーはアンデルセンで買った物です。というか、あの頃は完璧な?初心者だったので、パン型も含め必要と思われる物は全てアンデルセンで買い揃えてましたねー。当時はまだこんなにネットレシピが盛んな頃では無かったので、パンのレシピもいくつか買った記憶があります。
          スケッパーは2枚買っておいたので、その後買い足すことはありませんが、やはり慣れた物が一番使いやすいですね(^-^)

          いいね: 1人

          1. nikonikomaison より:

            ということは、私もやっぱりアンデルセンで買ったのでしょうね😊しかし、KYOさんが買われたより、ずっとずっと何年も前のはず。ということは、もしかするとアンデルセンに行けば、まだアレが売ってたりするのかな?次回帰国の際の要チェック事項です。

            いいね: 1人

  8. wakasahs15th より:

    パンまでご自分で作っちゃうんですね👏
    マジシャンの様です(@_@)(@_@)

    いいね: 1人

    1. KYO より:

      wakasahs15thさん、オーブンが壊れる前までは、月一ペースくらいでパンを焼いたり、近くのパン教室に通ったりもしてました。
      オーブンが壊れた直後にちょうど引越したので、その後はなかなかパン教室にも行けなくなりましたが、たまには焼かないと綺麗さっぱり忘れてしまいそうなので、ぼちぼち焼いて行こうかなーと思っています(^-^)

      いいね: 1人

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